ピアノ協奏曲第4番 (マルティヌー)とは? わかりやすく解説

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ピアノ協奏曲第4番 (マルティヌー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/29 18:07 UTC 版)

ピアノ協奏曲第4番呪文』(Incantation )は、ボフスラフ・マルティヌールドルフ・フィルクスニーの依頼で1955年クリスマス前から翌年2月にかけて作曲したピアノ協奏曲である。オーケストラを縮小してあるが、その分打楽器を多めにしてピアノを打楽器的に扱わせている。1956年12月4日ストコフスキー指揮ニューヨーク・フィルハーモニック管弦楽団ピアノ独奏ルドルフ・フィルクスニーにより初演され、1965年カッセルベーレンライター社より出版された。

楽器編成

独奏ピアノピッコロフルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、トランペット2、トロンボーン3、ティンパニ大太鼓小太鼓テナードラムタンブリン木琴シンバルトライアングルハープ弦五部

演奏時間

約20分。

楽曲構成

第1楽章 Poco allegro 

弦のトレモロの上でピッコロ、木琴、ハープ短い動機を奏する。この動機は全曲の核となるもので、至る所で使用されている。木管のトレモロにホルンが動機を提示すると、クラリネット、ファゴット、トランペット、チェロが主題を現す。この主題が落ち着くと、独奏ピアノが動機を奏でる。

第2楽章 Poco moderato

木管とハープの上昇音形の後、オーボエに東洋風の動機が現れる。徐々に独奏ピアノが活躍し、弦や木管がこれに追従し、カデンツァに移行する。

参考文献

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