ビジターゲーム、および九州以外で開催されるホームゲーム中継
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「KBCホークスナイター」の記事における「ビジターゲーム、および九州以外で開催されるホームゲーム中継」の解説
ビジターゲームは、KBC専属解説者が3名体制だった2001年までは、基本的に夏場までは自社制作を行い、8月以降は現地局からの裏送りという体制で放送されていた(3連戦の場合は3日連続で解説、実況が同じということもあった)。 2002年から2008年まではKBCの解説者が2人しかいなかったことから、解説のみ担当地区のNRN局解説者がKBCの中継に登場することもあった(例としては、関東主催ゲームの時に平日はニッポン放送の解説者が、土・日は文化放送の解説者がKBCラジオの中継に登場するなど)。また、ベンチリポーターのみ現地局のアナウンサーが担当するケースもあった。 2009年・2010年は佐々木誠と前田幸長が東海圏以東におけるビジターゲームでの解説を務め、解説が佐々木または前田で、実況が担当地区のNRNアナウンサーという図式になることが多くなった(在京局で滅多に放送されない対西武戦と対ロッテ戦が多いが、STVラジオでの放送がない対日本ハム戦のデーゲーム、TBCがRKBと相互ネットとなりKBC向けを裏送りとする火・土・日の対楽天戦でも見られる。対日本ハム戦のナイターや、2010年度までの対オリックス戦、TBCがNRNラインをとる月・水 - 金の対楽天戦は解説、実況とも担当地区のネット受け、或いは裏送り)。また、シーズン開始より夏場までは殆どのビジターゲームを自社制作で放送するものの、夏場以降は一気にネット受けに頼るようになることが例年恒例である(2009年・2010年は6月の聴取率調査期間までは自社制作、それ以後は8月までネット受け、或いは裏送り、9月以後は自社制作)。 しかし、2011年は関東圏のビジター戦の実況を務めた元NHKの島村俊治が勇退し、佐々木がNTT西日本硬式野球部コーチに就任したことで出演に制約が生じた(これに伴い、担当は対オリックス戦にほぼ限定される)ことなど、様々な事情が重なったことで自社制作が縮小され、現地局からのネット受けもしくは裏送りを主体とした編成となった。また、STVでの放送がない対日本ハム戦のデーゲームでも現地解説者が担当したり、ホークス側のリポーターをKBCから派遣せず現地局のアナウンサーが代わりに担当することも多くなった。ライバル局のRKBも、1年早い2010年から同様の状態となっている。特に2012年のクライマックスシリーズ及び2014-2015年の日本シリーズもすべて現地局のネットになった(2016・2018-2019年のクライマックスシリーズ及び2017-2020年の日本シリーズはビジターも自社制作)。 ちなみに、ビジターでのロッテ戦・オリックス戦は、それぞれ予備カードからの昇格や当該カードのみの開催でない限り地元の在京・在阪ラジオ局では原則的に放送しないので事実上独占中継になる場合がある。 ソフトバンクが九州でビジターゲームを行う場合は、ホームゲーム時と同様にKBCが制作し、該当カードの主催球団や担当系列局の要員都合によっては、KBC制作分がそのままNRNネットワーク用の音源として扱われる。 radikoでは当初、日本ハム・楽天・ロッテの主催試合が、ソフトバンク戦については権利の関係上配信ができないため中継時間終了まで休止となり、当該試合がNRN全国ネットの時は配信が行われる場合もあったが(実例・2012年6月16日の楽天×巨人戦)、2013年度からは全試合配信が可能になった。また、NRN回線で流れる中継は2019年度までモノラル放送だったため、同一カードでも全国ネット本番時はモノラル、裏送り時はステレオという差異が生じていた。
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