ネフテス国(エルフ)の組織・機関
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 16:04 UTC 版)
「ゼロの使い魔の用語一覧」の記事における「ネフテス国(エルフ)の組織・機関」の解説
評議会(カウンシル) ネフテス国の最高意思決定機関で、議員は部族毎に投票により選出がなされている民主制度が施行されている。しかし議員の失点は部族の不利益とされるため、多くの議員が(自身と自身の出身部族の保身のために)自身の行動で責任を取らされることを最も嫌い、波風を立てずに自分の任期を満了することを最優先とする事なかれ主義にが蔓延するなど一種の機能不全に陥っている。また、評議会の指示が朝令暮改する事も珍しくもない。 鉄血団結党 エルフの強硬派で、首領は評議会議員であるエスマーイル。人間を頭から蛮族と見下し侮る姿勢が強く、悪魔(=虚無)の復活に際しても、「悪魔は抹殺あるのみ。復活するならその都度殺す」という強硬一辺倒の姿勢を取る。また人間に対して穏健な思想を取る者たちにも好意は持っておらず、「悪魔と裏切り者には死を」という考えを持っている。 水軍 ネフテス国の軍隊の一つで、海上作戦を主な任務とする。 艦艇は、鯨竜と呼ばれる生物の背中に艦橋と大砲を据え付けた「鯨竜艦」を主力とする。艦載砲は後装式の施条砲を採用し、それを旋回式砲塔に搭載するなど、技術水準はハルケギニア各国の艦艇よりも高い。 しかし、組織面においては鉄血団結党の浸透が著しく、水軍内部には主に士官クラスに多数の党員が存在する。このため評議会からの命令を鉄血団結党の理念に沿うように「拡大解釈」したり、公式には指揮権・人事権を持たないはずのエスマーイルが勝手に士官の人事を左右する など、事実上は鉄血団結党(≒エスマーイル)の私兵と化している。 空軍 ネフテス国の軍隊の一つ。空中における作戦行動を主任務としており、海軍と空軍が未分化なハルケギニア各国の艦隊とは対照的である。 艦艇の構造は風石によって浮力を得る点は全く同じであるが、数十頭の風竜に曳かせることで推進力を得るため、風任せのハルケギニアの船よりも速度が速く操船の自由も効く。さらに舷側には装甲が張られているほか、甲板上には鯨竜艦と同様に旋回式砲塔も備えている。 水軍に対するライバル意識が強く、そのためか鉄血団結党の浸透はそれほど進んでいないが、ハルケギニアの人間を蛮族と軽んじ侮る姿勢自体にはあまり差が無い。
※この「ネフテス国(エルフ)の組織・機関」の解説は、「ゼロの使い魔の用語一覧」の解説の一部です。
「ネフテス国(エルフ)の組織・機関」を含む「ゼロの使い魔の用語一覧」の記事については、「ゼロの使い魔の用語一覧」の概要を参照ください。
- ネフテス国の組織機関のページへのリンク