なごりゆき【ナゴリユキ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8538号 |
登録年月日 | 2000年 12月 22日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | なごりゆき よみ:ナゴリユキ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 新潟県 | |
品種登録者の住所 | 新潟県新潟市新光町4番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 星豊一、阿部聖一、石崎和彦、重山博信、小林和幸、松井崇晃、田村隆夫、原田惇、中嶋健一、金山洋、樋口恭子、佐々木行雄、竹内睦、東聡志、阿部徳文、近藤敬、小関幹夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「庄内32号(後の「はなの舞」)」に「新潟19号」を交配して,育成された固定品種であり,育成地(新潟県長岡市)における成熟期は極早生,耐冷性が強い水稲,粳種である。草型は中間型,稈長,細太,剛柔及び止葉の直立の程度は中である。穂長は中,穂数はやや少,粒着密度及び穎毛の有無と多少は中,穎色は黄白,ふ先色は黄白-黄,芒の有無と多少は極少,芒長は短である。玄米の形,大小及び精玄米千粒重は中,玄米の見かけの品質は上の中,光沢はやや良である。出穂期及び成熟期は極早生,障害型耐冷性は強,穂発芽性は中,耐倒伏性はやや弱,脱粒性は難である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-i,穂いもち圃場抵抗性及び葉いもち圃場抵抗性は中である。「新潟19号」と比較して,精玄米千粒重が大きいこと,出穂期が早いこと,いもち病抵抗性推定遺伝子型がPi-iであること等で,「わせじまん」と比較して,止葉の直立の程度が垂れること,障害型耐冷性が強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和62年に新潟県農業試験場(長岡市)において,「庄内32号(後の「はなの舞」)」に「新潟19号」を交配し,平成元年にその実生の中から選抜,以後,系統育種法により育成された固定品種であり,4年から生産力検定試験及び特性検定試験,7年から地域適応性試験を行い,8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「新潟46号」であった。 |
なごり雪【ナゴリユキ】(草花類)
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登録番号 | 第11925号 |
登録年月日 | 2004年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | ファレノプシス | |
登録品種の名称及びその読み | なごり雪 よみ:ナゴリユキ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 三浦要、後藤和義、堀内孝訓、高木浩二郎 | |
品種登録者の住所 | 山梨県南都留郡鳴沢村鳴沢7040-3、山梨県南都留郡忍野村内野459、山梨県富士吉田市新屋407、千葉県千葉市稲毛区宮野木町1655番地1安田宮野木ガーデンハイツ305 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 木浩二郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、Dor. pulcherrima にPhal.「Baby Hat」を交配して育成されたものであり、花色はセパル及びペタルがピンク白の地色に淡紫ピンク色のぼかし、リップ中央裂片が鮮黄橙の地色に鮮紫色のぼかし及び濃橙色の胡麻斑が入る、平咲きの小型種である。株の大きさは小、草姿は横性である。葉の正面の形は長楕円形、先端の形は鈍形、横断面の形はⅡ型、向きは水平、ねじれは無、幅は36~50mm、長さは10.1~20cm、表面の色は暗黄緑である。花序の型は総状、花数は11~15、花型は平、花の横径及び縦径は 3.1~5.0cmである。ドーサル・セパルの正面の形は長楕円形、先端の形は凹形、周縁の波打ちは無、ラテラル・セパルの正面の形は長楕円状披針形、先端の形は鋭形、周縁の波打ちは無である。ペタルの正面の形は半円形、先端の形は円形、周縁の波打ちは無である。リップ中央裂片の正面の形はⅥ型、横断面の形はⅦ型である。花色はセパル及びペタルはピンク白(JHS カラーチャート9201)の地色に淡紫ピンク(同8902)のぼかしが入る、リップの中央裂片は鮮黄橙(同1906)の地色に鮮紫(同8605)のぼかし及び濃橙(同1607)の胡麻斑が入る、側裂片はピンク白(同9201)の地色に黄橙(同1907)のぼかしが入る。花の香りは無、開花期は初夏である。Phal.amabilis及びDor.pulcherrima「white」と比較して、セパル及びペタルがピンク白の地色に淡紫ピンクのぼかしが入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成5年に育成者の温室(千葉県千葉市)において、Doritis pulcherrima にPhal.「Baby Hat」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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