ドイツ国内の各都市における連携あるいは類似・触発された活動
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「西洋のイスラム化に反対する欧州愛国者」の記事における「ドイツ国内の各都市における連携あるいは類似・触発された活動」の解説
ベルリン:「西洋社会のイスラム化に反対するベルリン(略称:ベアギーダ)」、ドイツ語: Berlin gegen Islamisierung des Abendlandes、(略称:Bärgida)は、2015年1月5日、旧東ベルリンの中心地である市庁舎付近からブランデンブルク門へウンター・デン・リンデンを通行するデモを計画し約700名が集ったが抗議集会に途を閉ざされ、中途散会した。ドレスデンに比較するとデモへの参加者は極端に少ないが、背景にある右翼団体の強い支持とその関係は注視するべき点である。 ヴュルツブルク: 『亡命者の権利利用を抑止』とのタイトルでペギーダ同様月曜日にデモを行っている。2014年12月15日には100名規模となった。主宰は「西洋社会のイスラム化に反対するバイエルン(略称:バギーダ)」、ドイツ語: Bayern gegen Islamisierung des Abendlandes、(略称:Bagida) ミュンヘン:2015年1月5日、「西洋社会のイスラム化に反対するミュンヘン(略称:ミュギーダ)」ドイツ語:München gegen die Islamisierung des Abendlandes(略称:Muegida)と自ら称する団体は「君たち急進主義はいらない(ドイツ語:Wir wollen euren extremismus nicht)」とプラカードを掲げているが、同運動は右翼団体の”自由”(ドイツ語;Die Freiheit)を名乗る団体の呼びかけによって実現している。1月5日の運動は60人ほどの参加者がいたが、抗議活動と小競り合いの上、100メートルで中途散会した。 カッセル: サラフィー主義に反対するフーリガン運動に関わっていたミヒャエル・フィーマンが主宰する「カッセルの住人による西洋社会のイスラム化に反対する運動(略称:カギーダ)」、ドイツ語: Kasseler gegen die Islamisierung des Abendlandes(略称:Kagida)デモの参加者は80名程度。 ライプツィヒ: 「西洋社会のイスラム化に反対するライプツィヒ(略称:レギーダ)」ドイツ語:Leipzig gegen die Islamisierung des Abendlandes(略称:Legida)は2015年1月12日に行われた。警察当局の発表では4,800人が参加し、ドレスデン以外の都市で行われた最大規模の行動となった。当日は大規模な交通規制が敷かれ、またムハンマドを揶揄・風刺する画像の掲示も市当局によって禁止された。2015年1月21日にも市内では30,000人を超える大きな規模で1989年、旧東独時代に行われた反体制派運動月曜デモのルートを行進する予定だったが、治安保持の観点から当局はこのルートを変更・短縮するように認可内容を変更した。最終的には15,000人が参加したが、抗議派との小競り合い等、一部が暴徒化し、ジャーナリスト数名を含む負傷者が出ている。また抗議側からの行動かどうかは定かになっていないもの、往来妨害行為等も行われる等、市街は緊迫した。行進は中途で断念したが集会は予定通り続けられた。ペギーダの広報担当、エルテルは一連の行動を鑑み、レギーダとは距離を置く旨を明らかにした。 ハノーファー: 「西洋社会のイスラム化に反対するハノーファー(略称:ハギーダ)」ドイツ語: Hannover gegen die Islamisierung des Abendlandes(略称:Hagida)2015年1月12日に決起集会を行ない、200名程度の規模で行進を行った。正式なデモを2015年1月26日から毎週行うとしている。多族多元主義に基づき外国人とイスラームを敵視・排斥する新右翼派の国民のアイデンティティー(ドイツ語:Identitären)のオラーフ・シュルツが呼びかけ人となっている。 シュトラールズント: 「西洋社会のイスラム化に反対するメクレンブルク=フォアポンメルン(略称:ムフギーダ)」ドイツ語:Mecklenburg-Vorpommern gegen die Islamisierung des Abendlandes(略称:Mvgida)は、2015年1月12日に同市内で集会行進を行い、参加者は警察当局の発表によると260人程度。同団体は自らのフェイスブックで同市内での集会には「宗教的な狂信と戦争反対」を掲げ、500人前後の参加者があったとしている。 シュヴェリーン:「西洋社会のイスラム化に反対するメクレンブルク=フォアポンメルン(略称:ムフギーダ)」ドイツ語:Mecklenburg-Vorpommern gegen die Islamisierung des Abendlandes(略称:Mvgida)は、2015年1月12日に集会行進を行い、参加者は警察当局の発表によると350人程度。同団体は自らのフェイスブックでシュヴェリーンでの集会には「宗教的な狂信と戦争反対」を掲げ、1000人弱の参加者があったとしている。 ザールブリュッケン: 「西洋社会のイスラム化に反対するザールランド(略称:ザーギーダ)」ドイツ語:Saarland gegen die Islamisierung des Abendlandes(略称:Saargida)は2012年1月12日に同市内での行進を予定していたが、当日になって市内中心部での300名規模の決起集会を開催する留まっている。 ブラウンシュヴァイク:「西洋社会のイスラム化に反対するブラウンシュヴァイク(略称:ブラギーダ)」、ドイツ語: Braunschweig gegen Islamisierung des Abendlandes(略称:Bragida)は2015年1月19日に開催を予定し、250程度が集ったが開催直前に警察当局側が「安全性の観点から」を理由に中止させられた。ただし、関係当局はドレスデンのようなテロ予告や脅迫のような通告はなかったものとしている。 デュースブルク:「西洋社会のイスラム化に反対するノルトライン・ヴェストファーレン」、ドイツ語: Gegen die Islamisierung des Abendlandes Nordrhein-Westfalen(略称:Pegida NRW)は2015年1月19日に600人規模の集会を行なったが、壇上で演説したエメリッヒ・アム・ラインのシュペートリング神父は、ミュンスターのフェリックス・ゲン司教から神の名の下における発言と説教を禁じられた。
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