シュトラルズント【Stralsund】
シュトラールズント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/12 06:26 UTC 版)
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基本情報 | |
連邦州: | メクレンブルク=フォアポンメルン州 |
郡: | フォアポンメルン=リューゲン郡 |
緯度経度: | 北緯 54度18分 東経 13度05分 |
標高: | 海抜 5 m |
面積: | 38.97 km² |
人口: | 59,101人(2016年12月31日現在) [1] |
人口密度: | 1,517 人/km² |
郵便番号: | 18435, 18437, 18439 |
市外局番: | 03831 |
ナンバープレート: | HST |
自治体コード: | 13 0 73 088 |
市庁舎の住所: | PF 2145 18408 Stralsund |
ウェブサイト: | www.Stralsund.de |
上級市長: | アレクサンダー・バドロウ (Alexander Badrow) (CDU) |
シュトラールズント(ドイツ語: Stralsund)はドイツの都市。メクレンブルク=フォアポンメルン州フォアポンメルン=リューゲン郡に属する(郡庁所在地)。人口は約5万8千人(2008年)で、同州第4の都市である。スウェーデン語ではストラルスンドと呼ばれる。
2002年にUNESCOの世界遺産(文化遺産)「シュトラールズント歴史地区とヴィスマール歴史地区」の一部として登録された[2]。
地勢
バルト海に面した港湾都市。リューゲン島やヒデンゼー島へ渡る際の交通の拠点。近隣の都市としては、約45キロ西にオストゼーバート・ヴストロウ、約55キロ南西にロストック、85キロ南にノイブランデンブルクが位置している。
歴史
1209年に成立、1234年に都市権を獲得した。街の成立当初はリューベックと対立して街が破壊されたこともあったが、1278年にハンザ同盟都市の一員となり、リューベックとの関係も改善されていった。1370年には、この地でハンザ同盟らとデンマークとの間にシュトラールズントの和議が成立している。17世紀、三十年戦争中の1628年に包囲され、戦争の講和条約であるヴェストファーレン条約によってスウェーデン領となった。ナポレオン戦争では1807年と1809年と2度戦場になり、戦後はプロイセン王国の支配下へ置かれた。
姉妹都市
ポリ、フィンランド 1964年
ヴェンツピルス、ラトビア 1969年
キール、ドイツ 1987年
スタルガルト・シュチェチンスキ、ポーランド 1987年
マルメ、スウェーデン 1991年
スヴェンボー、デンマーク 1992年
トレレボリ、スウェーデン 2000年
出身者
- ジルケ・グラディッシュ=メラー - 陸上競技選手
- ヘルマン・カールステン (植物学者) - 植物学者
- ユルゲン・ブリーマー - ボクサー
世界遺産
シュトラールズントは、「シュトラールズント歴史地区とヴィスマール歴史地区」として世界遺産に登録されている。
引用
外部リンク
- シュトラールズントの公式ホームページ(ドイツ語)
シュトラールズント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/21 13:47 UTC 版)
「シュトラールズント歴史地区とヴィスマール歴史地区」の記事における「シュトラールズント」の解説
詳細は「シュトラールズント」を参照 シュトラールズントは「鋭い矢」が語源で、三方を水に囲まれた尖った地形に由来するという。美しい街並みから「ハンザの宝石」の異名をとる。 市庁舎はレンガ造りのファサードが美しく、尖塔や透かし模様が特筆される。その透かし模様は、リューベック市庁舎を模倣したものである。市庁舎1階にはかつて40軒ほどが軒を連ねる問屋街が形成されており、主として毛織物の取引がされていたが、現在は黒い柱が並ぶ通路のみが残る。その市庁舎の前にある広場がアルター・マルクトであり、聖ニコライ教会が隣接する。聖ニコライ教会と市庁舎は内部で繋がっているが、これは、かつてハンザ商人が市の参事会員の多くを占めていた時代に、利便性を考慮したものだという。 ヴィスマール、シュトラールズントとも聖ニコラウスの名を冠する教会があるのは、彼が船乗りの守護聖人とされるからである。 もう一つの広場ノイアー・マルクトには、かつての大聖堂や修道院を転用した文化歴史博物館、海洋博物館がある。 世界遺産登録面積は88 ha(緩衝地域 340 ha)である。 アルター・マルクト アルター・マルクトの夜景 市庁舎のファサードの透かし模様 市庁舎1階 聖ニコライ教会 ノイアー・マルクト
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