デッカ・レコード時代とは? わかりやすく解説

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デッカ・レコード時代(1974年 - 1984年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 03:09 UTC 版)

キャメル (バンド)」の記事における「デッカ・レコード時代(1974年 - 1984年)」の解説

1974年レコード会社デッカ・レコード傘下の「デラム」に移籍セカンド・アルバムミラージュ蜃気楼) (Mirage) 』を発表1975年アメリカ作家ポール・ギャリコ短編小説「スノーグース」を基にした3枚目のスタジオ作品となるコンセプト・アルバム『スノー・グース (Music Inspired by The Snow Goose) 』を発表リリース後全曲演奏する公演開催。後に、ロイヤル・アルバート・ホールロンドン交響楽団共演し全曲演奏(この模様後述1978年ライブ・アルバム『ライヴ・ファンタジア (A Live Record) 』に収録)。以後公演も本アルバムからの曲をセレクションしたメドレー (Selection From "THE SNOW GOOSE") を演奏しており、キャメル代表作のひとつと言える。ただし、ギャリコ側が「スノーグース」の命名難色示したため、タイトル頭に "Music Inspired by" と付け加えて発表した1976年4枚目のアルバム月夜幻想曲ファンタジア) (Moonmadness) 』発表後日諸問題からダグ・ファーガソンを解雇し、元キャラヴァンリチャード・シンクレアベース)に交代。ゲスト・メンバーとしてメル・コリンズサックス)等を迎えて活動1977年アルバムシルエット (Rain Dances) 』を発表1978年アルバムブレスレス - 百億の夜と千億の夢 (Breathless) 』を発表アルバム収録後、ピーター・バーデンスラティマーとの軋轢から脱退しキャメルに入る以前にも活動していたヴァン・モリソンバンドに加わる。後任に元キャラヴァンヤン・シェルハースキーボード)、さらにツアー・メンバーとしてやはり元キャラヴァンデイヴ・シンクレアキーボード)が参加。オリジナル・キャメルより元キャラヴァン・メンバーの比率多くなり、『CARAMELキャラメル)』と渾名(あだな)された。 同年2枚組アルバム『ライヴ・ファンタジア (A Live Record) 』を発表。これは初のライブ・アルバムであったアルバムシルエット』までの初期からのライブ録音から選んだ楽曲と、ロンドン交響楽団共演し『スノー・グース』全曲演奏したライブ録音収録1979年1月初来日ワールドツアー後、キャラヴァン再結成のためデイヴ・シンクレアリチャード・シンクレア脱退、さらにメル・コリンズ脱退。コリン・バスとキット・ワトキンスが加入同年アルバム『リモート・ロマンス (I Can See Your House From Here) 』を発表1980年1月来日公演アルバム一枚でキット・ワトキンスは脱退代わりにダンカン・マッケイ加入1981年アルバムヌード物語 - Mr.Oの帰還 - (Nude) 』を発表第二次世界大戦終戦後フィリピンルバング島29年投降しなかった日本兵小野田寛郎氏の当時の生活の模様等を書いた本を、1979年来日時アンドリュー・ラティマー日本プロモーターから贈られ読みインスパイアされ制作されコンセプト・アルバム)。以降、後にラティマーの妻になる詩人スーザン・フーヴァーがコンセプト面の役割担当1981年アルコール問題などアンディ・ウォード脱退オリジナル・メンバーラティマーのみとなり、以後バンドそのものラティマーソロ・プロジェクト性質を持つようになる同年アルバム『シングル・ファクター (The Single Factor) 』を発表1984年ドイツ東西分裂ベルリンの壁)をテーマとしたコンセプト・アルバム『ステーショナリー・トラヴェラー (Stationary Traveller) 』を発表同年5月キャメル結成20周年記念ライブロンドンハマースミス・オデオン開催元メンバーピーター・バーデンスゲストとして参加し数曲を共演公演模様は『プレッシャー・ポインツ - キャメル・ライヴ - (Pressure Points) 』として発売した

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