デイトン【Dayton】
デイトン【デイトン】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7373号 |
登録年月日 | 1999年 8月 11日 | |
農林水産植物の種類 | ゆり | |
登録品種の名称及びその読み | デイトン よみ:デイトン | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2003年 8月 12日 | |
品種登録者の名称 | ヘブルデルス フレッター&J.A.デン ハーン | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 2231BD レインスブルフ ウフストヘースタアウェッヒ 202 A | |
登録品種の育成をした者の氏名 | フローア フレッター | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者所有のアジアティック系の無名実生種どうしを交配して育成されたものであり,花はやや大輪の鮮緑黄色でスカシユリ型の切花向き品種である。草丈は100~129cm,茎の直径は5.0~9.9mm,上部及び中部の色は緑,下部の色は淡褐,毛じは無,節間長は茎の中央部は5~9mm,止葉下は10 ~19mmである。葉序は3/8,葉の全体の形は長楕円形,ねじれは無,葉幅は20~29mm,葉長は 9~11cm,光沢は有,数は中,着生角度は60~89゜である。つぼみの形はⅣ型,花の向きは15~29゜,花房の形状は総状花序,全体の形はスカシユリ型である。花径は150~179mm,内花被の幅は50~59mm,長さは9~12cm,外花被の幅は40~49mm,長さは9~11cmである。花色は花弁の基部,地色,中肋部,縁部及び裏面は鮮緑黄(JHS カラーチャート2706)である。内花被1枚の斑点の数は 1~ 9,外花被は0,つぼみの色は明緑黄(同2704),内花被の形はⅤ型,外花被の形はⅠ型,内花被の先端の形状はⅢ型,反転の程度はⅨ型,外花被の先端の形状はⅢ型,反転の程度はⅧ型,花被のねじれは 1/8未満,花被上の乳状突起は有である。花糸の色は黄,花粉の色は赤褐,第1花梗の長さは60~89mm,花梗の太さは太,色は濃緑,花梗への葉の着生は有,第1花梗の向きは30~59゜,1花茎の花数は中,花の香りは無,開花期はかなり早である。「コネチカットキング」及び「アデリナ」と比較して,内花被の形がⅤ型であること,外花被の形がⅠ型であること,花被上の乳状突起が有ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1986年に出願者のほ場(オランダ王国)において,出願者所有のアジアティック系の無名実生種どうしを交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1992年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「ロマーノ」であった。 |
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