ティルタウンプル寺院とは? わかりやすく解説

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ティルタウンプル‐じいん〔‐ジヰン〕【ティルタウンプル寺院】

読み方:てぃるたうんぷるじいん

Puru Tirtha Empulインドネシア南部バリ島中東部の町タンパクシリン北郊にあるヒンズー教寺院10世紀から14世紀頃のワルマデワ王朝時代建造とされる。名称は「聖なる泉」を意味し沐浴場があることで有名。ティルタエンプル寺院


ティルタウンプル寺院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/09 15:38 UTC 版)

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ティルタウンプル寺院の沐浴場

ティルタウンプル寺院(てぃるた・うんぷる・じいん、インドネシア語: Pura Tirta Empul英語: Tirta Empul Temple)ばインドネシアバリ島中部にあるバリ・ヒンドゥー教のお寺で、「聖水の寺院」として知られている。インドネシア語英語読みにして「ティルタ・エンプル寺院」とする例もある。

寺院の建設

バリのワルマデワ王朝(10~14世紀)に建設された寺院で、バリ島内に数ある寺院の中でも由緒あるもの。から聖水が豊富に湧き出て、ここは沐浴場として有名で、 ティルタは水の意味で、ウンプル(またはエンプル)は聖なるの意味である。

寺院内にはこの聖なる泉と、そこから聖水を引き込んだ沐浴場には左側に20の水の出口、右側に10の水の出口があり、前身を水に沈めて沐浴(マンディ Mandi)をする。この奥にさらに建物があり、僧侶の前の地面にグループで座り、祈りをしてもらい、最後に聖水をハケで頭からかけてもらって、額に米粒を付けてもらう儀式をするところもある。

ティルタウンプル寺院に向かって左側の丘の上に、スカルノ大統領が1954年に訪問した際に建てられた別荘があり、現在は政府要人のレストハウスになっている。

寺院の入口前には二筋の門前商店街があり、さまざまなものを売っている。

伝承

昔、インドラ神がこの泉を湧き出させて、他の神々を生き返らせたと言う伝承が残っている。 [1]

観光客の訪問

過去観光客の訪問が制限された時もあったが、 [2] 現在(2010年2月)は観光客の訪問も、境内での写真撮影も問題なく、奥の院の広場でのグループ祈祷にも参加できる。 [3]

参照

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ ティルタ・ウンプル寺院の伝説
  2. ^ ティルタ・エンプl寺院の案内
  3. ^ ティルタ・ウンプル寺院で沐浴を観察

座標: 南緯8度24分59秒 東経115度18分53秒 / 南緯8.41639度 東経115.31472度 / -8.41639; 115.31472




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