チキ1000形とは? わかりやすく解説

チキ1000形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 07:00 UTC 版)

国鉄コキ1000形貨車」の記事における「チキ1000形」の解説

MDI(メチレンビスフェニルイソシネアート)積コンテナ用の41t積の長物車1989年平成元年)に2両が新製名義コキ1000形コキ1025コキ1034)より改造された。国鉄時代製作したチキ1000形とは別の形式である。日本陸運産業所有私有貨車として製作され車両自体コンテナ車そのものであるが、日本貨物鉄道JR貨物)の私有貨車制度制約により、コンテナ車私有認められなかったため、車籍編入条件のために、特定コンテナ積載専用とする長物車分類された。2両1ユニット運用され、1両目20,5t積MDI専用タンクコンテナを2個、2両目電源コンテナ1個と24t積MDI専用タンクコンテナ積載する。1両目と2両目の間にはジャンパ線で接続されている。1997年平成9年)、形式消滅

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チキ1000形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/23 03:52 UTC 版)

国鉄チキ1500形貨車」の記事における「チキ1000形」の解説

チキ1000形は、35t積の汎用長物車で、1929年昭和4年)から1930年昭和5年)にかけて200両(チキ1000 - チキ1199)が日本車輌製造汽車製造および川崎車輛製作された。荷台寸法長さ12,800mm、幅2,350mmで、床面積は3.1m2。全長13,600mm、全高は2,935mm、自重は15.7tである。 車体それまで製作され長物車床面木製であったが、積み付け時に破損しやすかったため、強度の面から全鋼製とした。床上には転動防止のため、12本の摺木を持つ。側面片側12箇所に柵受けがあり、高さ1,890mmの鋼製任意の4か所に立てることができた。 ブレーキ装置はKC203形空気ブレーキ側ブレーキである。台車はアーチバー式の2軸ボギー台車TR20を装備する。最高運速度は75km/h。台車中心間距離は9,500mmで、台車間の台枠は高さを増した魚腹型である。自重は15.3 - 16.0tで、換算両数は積車4.0空車1.6である。 第二次世界大戦中戦時増積により、40t積で使用された。1968年昭和43年)度末には185両が在籍していたが、1971年昭和46年)から老朽廃車開始された。晩年操重車控車など、事業用車代用とし使用され車両少なくはなく、1983年昭和58年)に形式消滅した

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