チキ1形(チキテ1形)→モハ1形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 18:40 UTC 版)
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1919年の開業当時に7両が製造された。電装品と台車はアメリカ製、車体は日本車輌製造による木造車体であるで、全車両が車両中央に手荷物室を設けていた。1926年にチキ5が脱線転落事故により廃車。1934年にはチキ1・チキ2・チキ6・チキ7の4両が荷物室を撤去し、荷物室が残った車両はチキテ1形に称号変更を行いチキテ3・チキテ4となる。1950年に全車両について車体の鋼体化と複電圧化改造が行われ、同年に全車両がモハ1形に称号変更、番号は元の番号に100を加算しモハ101〜104・106・107となった。その後、1993年の3両編成化に伴い全車両が片側の運転台を撤去して2両固定編成化。2002年に101-102編成が廃車。2019年7月には箱根登山鉄道最後の吊り掛け駆動方式の103-107編成が廃車となり、残るは中空軸平行カルダン駆動方式の104-106編成のみとなった。
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