チキ2形(チキテ2形)→モハ2形(モハニ2形)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 18:40 UTC 版)
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1927年に3両が製造された。電装品と台車はスイス製、車体は日本車輌製造による木造車体であるで、番号はチキ1形に続いてチキ8からチキ10とされた。1934年にはチキ8・10の4両が荷物室を撤去し、荷物室が残った車両はチキテ2形に称号変更を行いチキテ9となる。1935年には保管されていた電装品と台車を使用し、川崎車輛の鋼製車体を架装したチキ111・チキ112が増備された。1950年に複電圧化改造と同時期に称号変更が行われモハ2形・モハニ2形となり、モハ8・モハニ9・モハ10は元の番号に100を加算した。1955年から1957年にかけて木造車体の車両については鋼体化が行われ、同時に全車両ともモハ2形に揃えられモハ108〜112となった。1991年に2両(モハ111・112)が廃車、2017年にはモハ110、2021年には109が廃車となり、残るは108号のみとなっている。
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