ダンジョントライアル(プロジェクト)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 15:17 UTC 版)
「クリス・クロス 混沌の魔王」の記事における「ダンジョントライアル(プロジェクト)」の解説
江崎新一の発案により『ギガント』の一般への初公開のために開発された仮想現実型RPG。世界最高のコンピュータをゲームに使うことに対する批判はあったものの、最先端技術を多くの人々に体感させる手段として『ギガント』開発当初から考えられていた。一度に参加できるプレイヤーは256人までで、プレイヤーは全方位モニターマスクとヘッドホン、身体各所に電極が取り付けられる。この電極は各部筋肉の動きを感知する入力装置であると同時に、電気的刺激により触覚や痛覚などの擬似感覚をプレイヤーに与える役目も持つ(ただし、ゲームであるため痛覚はかなり制限されたものとなっている)。この擬似感覚によりリアリティーを持たせるため薬品(麻薬に相当するものではないが投与には有資格者の立会いが必要)と催眠術が併用されているが、これによりゲームの参加者はメディカルチェックをクリアした18歳以上に限られる。また、技術的な問題で『味覚』、『重力や慣性に対する知覚力』、『嗅覚』の3つは再現することができなかった。しかし、それでもなお体験リポートをした記者から『これ以上完璧にされては、現実世界と仮想世界が区別できなくなるおそれがある』と評されるほどのリアリティーを持つ。ただし、その稼動に多くの人手と多大なコストを要することから一般への公開は後に開催される万国博覧会の半年間と本作の舞台となる一般試写会のみに限られる。
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ダンジョントライアル(ゲーム)
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「クリス・クロス 混沌の魔王」の記事における「ダンジョントライアル(ゲーム)」の解説
ゲームのシナリオ自体は、迷宮の奥に潜む魔王ギガント(登場人物の項にあるものとは全く別のもので、こちらは竜の姿をしたRPGのラスボスとしては典型的なもの)を倒すという至ってシンプルな内容で、その他のシステムも仮想現実の中でプレイされることを除けば、おおむね一般的なRPGに準ずるものである。プレイヤーは4つの職業からひとつを選び、迷宮の地下1階にランダムで配置され、そこから地下5階にある魔王の間を目指すことになる。プレイヤーたちはパーティーを組むことが可能で、パーティーを組むとパーティー仲間の攻撃対象から外れ、攻撃の際に巻き込まれてダメージを受けることが無くなる。パーティーはリーダーが承認するか死亡する事によって解消することができる。パーティーの人数には上限がなく極端な話参加者全員256人でパーティーを組むことも可能であるが、魔王の間には6人までしか入ることができない為(ゲームクリアを狙うならば)この人数が基準となる。なお、このゲームに生き返りは存在せず、死亡はすなわちゲームオーバーを意味する。
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