ダグラス・スチュワート社
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「サクラ大戦シリーズの登場人物」の記事における「ダグラス・スチュワート社」の解説
『活動写真』に登場。アメリカでも巨大な規模と資本を誇る大企業で、アジアを勢力下に置く事を狙って日本の銀座に支社を置き、社長としてブレント・ファーロングを派遣している。降魔を装甲等で偽装して兵器として転用した非道な生体兵器「ヤフキエル」を帝国陸軍へと売り込む事を目論み、賢人機関の田沼と癒着してその政治力を利用する形で障害と見なした帝国華撃団の実質的な解散を狙っていたが、失敗。日本支社の責任者であったブレントが半ば暴走した上で死亡した事もあって、売り込みの計画も頓挫する形で終わったが、その後も本社は存続し続けており、ヤフキエルの開発計画も続いている。 ブレント・ファーロング 声 - 山寺宏一 ダグラス・スチュワート社社長。表向きはアメリカの復興に尽力し、慈善事業にも積極的な人格者とされているが、実際は目的の為に手段を選ばない合理主義者である上に、アメリカ人である自らこそが世界の王になるべきと考えている傲慢なまでの野心家。 賢人機関の都市防衛計画である帝国華撃団を始めとする華撃団システムについて兼ねてより察知しており、帝国華撃団のテストケースとなる欧州星組の隊長であったラチェット・アルタイルを取り込んで、彼女から帝国歌劇団に関連する機密情報を入手している。やがて華撃団システムを応用した世界規模の都市防衛計画を考案するも、帝国華撃団の存在自体が自らのショウガになると判断した結果、賢人機関の田沼と癒着関係を結び、更には彼の政治力を利用して帝国華撃団にラチェットを送り込み、わざと失態を繰り返させる事で、帝国華撃団を解散させるべく暗躍させていた。そのラチェットには、帝国華撃団を解散させた暁に、自社の兵器を売り込む対象である帝国陸軍に出向させ、新設される「ヤフキエル部隊」の指揮官に任命させると取引を行っていたが、実際は最初から使い捨ての駒にする算段であった。 ダグラス社の日本支社社長に就任する形で自らも日本に乗り込み、自社で培養した降魔と、その降魔に偽装と武装を施して開発した「無人霊子甲冑」と偽った生体兵器・ヤフキエルを用いた自作自演のマッチポンプを行った上で、田沼の政治力を利用して帝国陸軍にヤフキエルを売り込み、更には帝国華撃団の司令官である米田と最大の支援者であった花小路を拉致する事で、帝国華撃団の活動を凍結状態にし、花組のメンバーを花やしき支部へ実質的な左遷へと追い込む。 しかし、花組、月組、薔薇組によって反撃された事で、降魔の大部隊を展開。ヤフキエルやパトリックに洗脳された織姫もけしかけるが、帝国華撃団への攻撃に気を取られ過ぎた結果、月組の日本支社への突入と、帝国海軍の力を借りた薔薇組による降魔の培養装置の破壊を許してしまう。その場をヤフキエルで逃走し、それを中心に降魔達と融合し醜悪な怪物へと変貌。帝国華撃団や切り捨てたラチェットを追い詰めるも、巴里から帰国してきた大神一郎の駆る光武F2の出現によって形勢が逆転。最後は降魔の制御不能に陥った所で、さくらの駆る光武・改の一撃を受け、死亡した。
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