パトリックと黙示録の三騎士
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「サクラ大戦シリーズの登場人物」の記事における「パトリックと黙示録の三騎士」の解説
『V EPISODE 0』に登場。パトリックは『活動写真』にて先駆けて登場している。本編より60年前となる南北戦争で活躍し、黙示録の三騎士はその時に死亡した所をパトリックによって再誕の術で蘇らされ、付き従っている。エデンの力を用いてアメリカをあるべき姿に戻す事を望んでおり、不老の肉体を持つフワニータを、「奇跡の娘」として狙い、暗躍する。 三騎士は皆、パトリックの魔術で戦闘形態に変化することができる。 パトリック・ハミルトン 声 - 難波圭一 ブレントに付き従い、二体の人形を連れている不気味な仮面を付けた謎の魔術師。銃弾を幾ら受けても平然としていられる異形な肉体に、降魔やヤフキエルを制御する能力を持っているが、その目的や行動には謎が多い。 ブレントの命令で米田と花小路の二人を拉致し、帝国陸軍へ出向しヤフキエル部隊の指揮官を務めていた織姫も人形を使って洗脳。更にはヤフキエルの正体を掴むべくダグラス・スチュワート社の工場に潜入したマリア・タチバナも大いに苦しめたが、逃走を許す事になる。 最終的にはブレントが死亡した事で逃走を図ろうとした所、月組に救出されて生存していたマリアによって霊力を籠めた弾丸を受けて倒される。V EPISODE 0 かつては南北戦争で活躍していた魔術師で、南北戦争で死亡した三騎士を再誕の術で蘇らせ従えていた。『活動写真』での死後、三騎士に遺体を回収され、密かに遺体を本国に送られて復活を果たす事になり、自らの本来の目的である南北戦争での復讐と、エデンの力によってアメリカを自らの望む姿にする野望を実現させるべく、不老の身体を持つフワニータを「奇跡の娘」と呼んで狙い、彼女を守ろうとするジェミニと対決する。 フワニータを捕らえて、自らがエデンの「受肉」を受けてアダムになろうとするが、フワニータを守ろうとしたブレットによって彼がアダムになってしまい、最終的には自らを戦闘形態である「ザ・キングダム」へと変貌。ジェミニに立ちはだかるが敗北し、エデンに新世界を求めながら死亡した。 レオニダス・ヴァンドーン 声 - 廣田行生 黒騎士。南軍の将兵で「巨岩のレオニダス」と呼ばれる大男。南北戦争の時は最も味方に被害を出さない旅団長として活躍した。 戦闘形態はザ・エグザイル。 シンクレア・ガードナー 声 - 幸田夏穂 赤騎士。南北戦争時には「カラミティ・シンクレア」といわれた将兵。彼女の機体を見た者は全身から血を流すという。ブレッドの第7騎兵隊の他、数々の騎兵隊を壊滅させた。ブレッドによって顔に傷を受けた以降はブレッドを憎んでいたが、死の間際にブレッドに何らかのシンパシーを感じたのか、彼女を殺さないでくれというブレッドに抱かれながら自決した。 戦闘形態はザ・ブラッドサッカー。 チェサナ・サイクルズ 声 - 津村まこと 白騎士。元々北軍の将兵であったが、裏切り南軍に転向する。奇襲や夜間戦闘を得意とした。少年の姿をしているが、騎兵隊の生き残りのフリをしてジェミニに騙し、騎兵隊の補給所の場所を見つけ出して全滅させようとする等、三騎士の中では最も残虐な性格をしている。 戦闘形態のザ・ハイランダーが飛行できるのは、空から敵を一方的に痛めつけられるようにと彼が望んだためである。
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