ターザンの家庭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/10/13 21:47 UTC 版)
「ターザン・シリーズの登場人物と用語」の記事における「ターザンの家庭」の解説
ターザンの妻と息子夫婦、孫。 ジェーン・ポーター(ジェーン・クレイトン) アメリカ人。第1巻のヒロインで、第2巻の最後でターザンと結ばれた。第10巻までのうち、登場しないのは第6巻のみ(ジェーンと出会う前のエピソードのため)。他に、外伝的作品『石器時代から来た男』にも登場。 ヒロインを務めるのは、第1巻~第3巻、第5巻、第8巻、第9巻。 第4巻では、メリームからは「マイ・ディア」と呼ばれている(ターザンがジェーンに「マイ・ディア」と呼びかけたため)。 当初は勝気ながらも、ジャングルの生活知識はなかった。第7巻『野獣王ターザン』では死亡したと思われたが、終盤で生存が確認された。第8巻では異境パル・ウル・ドンで虜囚となっており、ジャングルでの自活が可能なほど適応している。 第9巻では、ターザンを「ジョン」と呼んでいる。第10巻以来、久しぶりに『ターザンと女戦士』(1936年~1937年)で登場した際は「妻」としか表現されておらず、また極めて短い出番しかなかった。 ジャック・クレイトン(コラク) ターザンとジェーンの息子。『石器時代から来た男』第1部で初登場。赤ん坊時代の第3巻『ターザンの凱歌』では、誘拐の憂き目に会う。 父親譲りの気性で、第4巻では主役を務める。第8巻では、両親を救うため、単身パル・ウル・ドンへ乗り込んだ。第9巻、第10巻にも登場するが、留守番役に留まる。 コラクとは、類人猿の言葉で「殺し屋(キラー)」を意味する。彼に敬意を表し、類人猿アクートが名づけた(ジャックという名前にアクートが馴染めなかったためでもある)。 メリーム 第4巻のヒロイン。冒険の末、ジャックと結ばれる。 アラブ人の族長の娘(実際は養女)として虐待されて育ったが、本来はフランス王家に繋がる血統(本名はジャンヌ・ジャコー)で、7歳の時に族長に誘拐されていた(彼女の実の父が、凶悪犯のアラブ人、アキム・ベン・ホーディンを逮捕し、裁判の結果、死刑となったため、その復讐として誘拐・虐待されていた。アキムは族長の実弟)。なお、第4巻の開始は、その3年後に設定されている。 族長の手からコラク(ジャック)に救われ、彼とアクートとの3人でジャングル生活を一年送った後、誘拐を経てビッグ・ブワナとマイ・ディアの夫婦に育てられる。愛情に飢えていたため、手作りの不恰好な人形(ジーカ)に愛情を注いでいた。 再登場は第10巻。名前だけは第9巻にも登場。 コラクとメリームの息子 第10巻に登場。名前は不明。
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