スヌーピーの変装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 09:39 UTC 版)
スヌーピーは知的なキャラクターとなるに従って、多くの仮装をするようになった。その数は140を超えるといわれる。なお、変装の多くは「世界的に有名な…」(The world famous...)という肩書きで始まるものが多い。 ジョー・クール(Joe Cool) サングラスがトレードマークの大学生。キャンパスをぶらぶらしてガールハントをしている。 第一次世界大戦の撃墜王(The World War 1 Flying Ace) 愛機「ソッピース キャメル」を操縦し、颯爽と大空を駆け巡る操縦士。ゴーグル付き飛行帽を被りマフラーを締めた姿で、「フォッカー三葉機(フォッカー Dr.I)」に乗るライバルのレッド・バロンとの空中戦を繰り広げる。夜になると小さなカフェ(マーシーの家。給仕はもちろん彼女)へ行き、ルートビアを楽しむ。ウッドストックが担当整備兵やレッド・バロンの助手“ピンク・バロン”として、また、マーシーがフランス娘役で登場することもある。 11月11日の復員軍人の日には、作者の友人で漫画家のビル・モールディンの家に行ってルートビアを酌み交わす。 ベトナム戦争の時期、作者は悩んだ挙句このキャラクターによる漫画を一時封印した。その後も、空中戦のシーンを書くよりも、その背景を描写することが多くなり、それがこのシチュエーションに深みをもたらした。 小説家 毎回「それは暗い(真っ暗な)嵐の夜だった」(en:It was a dark and stormy night...)で始まる小説を愛用のタイプライターで書き続けているが、毎回出版社からは送り返されている。ポストに投函しようとしたら、ポストにも逃げられる程である。唯一出版された本もたった1部で絶版。ルーシーからアドバイスは受けているがあまり参考になっていないようだ。 弁護士 山高帽(驚くと飛ぶ)と黒い蝶ネクタイを着用し、常に鞄を引きずっている。名刺には「破産処理、財産管理、事故処理、医療問題、遺言検認、遺言書作成、そして、犬にかまれたときに」と書かれている。ピーターラビットや赤ずきんが顧客になったこともある。公判の日に法廷の場所が分からなくなることもしばしば。 ビーグル・スカウト(Beagle scout) ボーイスカウト。隊員達はウッドストックをはじめとする小鳥達。ところが小鳥達は変わり者ばかりで思わぬ行動を取ってスヌーピーが困惑することも少なくない。このときは「ボーイスカウト」と呼称せず、必ず「ビーグル・スカウト」と呼称するが、これはアメリカのボーイスカウトにおいて規定されている最高位の称号が「Eagle Scout」であることのもじりに由来する。 イースター・ビーグル 毎年イースターに、色の付いた卵を配る。初めて会ったのはライナスで、毎回大声を出して喜んでいる。チャーリー・ブラウンは、「成り行き」でもらえなかったり、助手のウッドストックにもらうなどのシーンもある。
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