スティックがた‐パソコン【スティック型パソコン】
スティックPC
別名:スティックPC,スティックタイプPC,差し込み型スティックPC,スティック型パソコン,スティックパソコン
【英】Stick PC
スティックPCとは、PCの基本要素がスティック型の小型の筐体に納められており、テレビなどの映像出力機器のHDMI端子などに差し込む形で使用できる小型PCのことである。
スティックPCは、USBフラッシュメモリを一回りか二回りほど大きくした程度の本体に、CPU、メインメモリ、ストレージ、各種の接続インターフェース、およびOSなどを搭載している。ディスプレイにスティックPC本体を差し込み、キーボードやマウス等の入力装置を接続すれば、さながら液晶一体型デスクトップPCのような感覚でPCを使用できる。
スティックPCの本体そのものが超小型・軽量であるため、持ち運びも容易であり、設置しても場所を取らない。別室のプロジェクターに接続して大画面で利用したり、外出先のテレビに接続したりと、幅広い用途が想定され得る。
マウスコンピューターが2014年末に発売したスティックPC「m-Stickシリーズ(MS-NH1)」は、クアッドコアプロセッサやWindows 8.1を搭載しつつ、端子部分を除く本体サイズが100×38×9.8ミリという小型化を実現しており、話題と人気を集めている。
参照リンク
スティック型PC 「m-Stickシリーズ MS-NH1」 - (マウスコンピューター)
スティック型パソコン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 17:21 UTC 版)
「デスクトップパソコン」の記事における「スティック型パソコン」の解説
ウィキメディア・コモンズには、スティック型パソコンに関連するカテゴリがあります。 スティック型パソコンは、スティック型をした小型の本体をディスプレイやテレビに接続し、パソコンとして利用するもの。2012年頃よりオペレーティングシステムにAndroidを採用した製品が登場し、2014年にはWindowsやUbuntuなどを採用した製品も流通し始めた。CPUやメモリ、ストレージといった部品を、長さ100ミリメートル、幅40ミリメートル、重さ40グラム程度の小型な筐体に収め、別途マウスやキーボードを接続して操作する。一例としてインテルが2015年から日本で販売を開始する「Compute Stick」(Windows 8.1搭載モデル)の場合、CPUにAtom Z3735F 1.33GHz、2GBのメモリ、32GBのストレージ(別途マイクロSDXCスロット搭載)、無線LAN(IEEE 802.11 b/g/n)、Bluetooth 4.0対応という仕様で、これをディスプレイやテレビのHDMI端子に接続して利用する。 スティック型Android端末 スティック型Android端末の内部 Google Chromecast USB端子を介して電源供給を受ける (Amazon Fire TV Stick)
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