サージェス財団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:48 UTC 版)
「轟轟戦隊ボウケンジャー」の記事における「サージェス財団」の解説
正式名称は“SGS-Foundation”。通称サージェス。SGSは、Search(探す)、Guard(守る)、Successor(受け継ぐ)の略語。 世界各地で失われかけている歴史上の貴重な宝を探索・収集して保護する世界的な民間団体。古代文明の遺物、知られざる財宝、そして絶滅寸前の動植物まで、人類にとって貴重なものならば、すべて発見、保管、そして次代へ引き継ぐことを目的としている。その保護活動は一般にも認知されている。劇中でしばしばその名前が登場する「サージェスヨーロッパ」を始め、世界各地に支部を持つ。 Task.29に登場した五十嵐半蔵博士のように、サージェスが貴重な遺跡を荒らし、宝を独占していると思い活動や収集を否定する人もいる。 東映プロデューサーの日笠淳は、ミニチュア特撮で格納庫の描写を見せたいという意図からの逆算で組織に所属するヒーローと設定したと述べている。 サージェスミュージアム サージェスが収集したさまざまな宝物を展示している博物館。一般に開放されていて自由に見学できるが、危険度の高さゆえに「プレシャス」の存在は公に明かされておらず、展示もない。ボウケンジャーもここを活動拠点とすると同時に、普段はここで学芸員として働いているが、劇中でそういう光景はほとんど見られなかった。施設中、サロンと牧野工房が本作品のパーマネントセットとなっている。 サロン ミュージアムのスタッフルームの一角にあるミーティングルーム。ボウケンジャーは、ここでミスターボイスの指令を待っている。中央のテーブルは3Dモニターになっている。ただの作戦室とは違い、待機時やオフのときにメンバーが寛げるスペースもある。 ロフトの下にはロッカーがあり、暗証番号をアクセルラーのサーチモードで投影すると開錠される。 牧野工房やボウケンパーキングなどの施設とはエレベーターで繋がっている。 牧野工房 ボウケンパーキングのすぐそばにある、牧野専用の研究室。牧野は基本的にここに常駐しており、プレシャスの解析や、新装備の開発に使われる。ボウケンドライバーは工房の壁の棚に保管してあり、棚そのものがドライバーの射出台となっている。 トレーニングルーム 地下施設の中にある、ボウケンジャーのトレーニングルーム。射撃場やゴーゴービークルのシミュレータなどがある。 個室 各メンバー用の部屋で机やベッド付き。蒼太曰くペットの飼育は禁止ではないらしい。 ボウケンパーキング サージェスミュージアムの地下200mに秘密裏に建造された巨大な格納庫で、ビークルの修理や整備もここで行われる。パーキングと地上の施設へは、わずか10秒で行き来可能な高速エレベーターを使う。 ゴーゴーファイヤーなどのサージェスレスキューのビークルや、ゴーゴーボイジャーの専用ドックは別区画になっている。 プレシャスバンク 回収したプレシャスを保管する特別保管施設。その場所は、数あるサージェスの機密の中でもトップシークレットで、場所を知る者は限られた者だけ。内部は何重もの扉と、最新のセキュリティシステムで守られ、万一に備えて自爆装置まで備えられている。だがTask.47でリュウオーンに侵入を許してしまい、数多くのプレシャスと共に自爆してしまった。
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