サブダクション‐たい【サブダクション帯】
読み方:さぶだくしょんたい
沈み込み帯
(サブダクション帯 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/06 13:25 UTC 版)
沈み込み帯(しずみこみたい、英: subduction zone)とは、地球上の2つのプレートが出会って、下にあるほうのプレートがすべってマントルに1年で数cm沈み込む場所のことである。この沈み込みによって海溝やトラフが作られる。
注釈
- ^ 北にプエルトリコ海溝が連続する。
- ^ 南にヤップ海溝が連続する。
- ^ en:Divergent double subductionで東西両側に沈み込んでいる。
- ^ 駿河湾内は駿河トラフとも称される。東に相模トラフ、南西に琉球海溝が連続する。
- ^ 北にマニラ海溝、南にスールー海溝が連続する。
- ^ 東にニューブリテン海溝、マヌス海溝が連続する。
- ^ エスピリトゥサント島を境に、北ニューヘブリディーズ海溝と南ニューヘブリディーズ海溝と称される。
- ^ フィリピン海膨を境に、北側は東ルソン海溝と称される。
- ^ 北にセラムトラフ、西にスンダ海溝が連続する
- ^ ルイビル海山列を境に、北をトンガ海溝、南をケルマデック海溝とも称される。
- ^ 西にニューブリテン海溝、東に南ソロモン海溝を挟んでニューヘブリディーズ海溝が連続する。
- ^ 北からアンダマン海溝、スマトラ海溝、ジャワ海溝に細分化される。
出典
- ^ Lay, T(1981) (PDF) Lay, T., and Kanamori, H., 1981, An asperity model of great earthquake sequences, Earthquake Prediction - An International Review, AGU Geophys. Mono.: Washington, D.C., p. 579-592.
- ^ a b T.レイ・T.C.ウォレス 『地震学 下巻』 柳谷俊訳、古今書院、2002年
- ^ 橋本千尋(2009) (PDF) 橋本千尋、鷺谷威、松浦充宏:GPS データインバージョン, 平成21年度地球シミュレーター利用報告会
- ^ 東海・東南海・南海地震の連動性評価研究プロジェクト(2010) 東海・東南海・南海地震の連動性評価研究プロジェクト:連動性を考慮した強震動・津波予測及び地震・津波被害予測研究
- ^ 橋本学(2005) (PDF) 橋本学、小林知勝、田部井隆雄:断層の準静的モデルの構築と歪蓄積過程に関する研究
- ^ 山岡耕春(2001) (PDF) 山岡耕春 「固着域と東海地震」
- 1 沈み込み帯とは
- 2 沈み込み帯の概要
- 3 関連項目
- 4 外部リンク
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