サイバーパンク・ロールプレイングゲーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/03 20:54 UTC 版)
「マイク・ポンスミス」の記事における「サイバーパンク・ロールプレイングゲーム」の解説
詳細は「サイバーパンク2.0.2.0.」を参照 1988年、R. Talsorian Gamesはマイク・ポンスミスのCyberpunk The Roleplaying Game of the Dark Futureを発売した。2013年の設定(そしてCyberpunk 2013とも呼ばれる)のゲームはポンスミスの他Mike Blum、Colin Fisk、Dave Friedland、Will MossそしてScott Ruggelsを共同制作者として執筆された3分冊の本が入った箱製品だった。ポンスミスと他の作者によるいくつかの拡張製品のあと、1990年にポンスミスはストーリーアークと機構を更新したCyberpunk 2020を発売した(既存の拡張は新しいゲームと互換性が残った)。 ポンスミスはCyberpunkの能力値作成を、主に彼がジャンルへの関心を引き起こした、1982年に発売されたリドリー・スコットのブレードランナーからヒントを得た。彼のCyberpunkロールプレイングゲームへに対するモチベーションは技術と影、そして映画のフィルム・ノワールのスタイルを再現したいという欲求から来るものだった。CyberpunkはR. Talsorian Gamesの製品の中でもっとも膨張し、44冊のソースブックを通して4700ページにも及ぶライブラリーとなり、これまで推定500万人のプレイヤーを擁した。 1993年、R. Talsorian Gamesの旗のもとに、ポンスミスはCyberpunkラインの別な時間軸を発売した。CyberGenerationと名付けられたソースブックは、さらに追加の拡張により増強され、1995年には第2版となり、既存の上にさらに構築され、テーマを探求した。ラインのライセンスは後にJonathan Lavalleeに買収された。彼はFirestorm Inkのオーナーで、この会社は2003年にR. TalsorianのCyberGeneration製品ラインを具体的に継続するために設立された。 1996年、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストはトレーディングカードゲームNetrunnerのためにCyberpunkのライセンスを受けた。デザインはリチャード・ガーフィールドで、NetrunnerはCyberpunk 2020のプレイヤーたちに場所、存在およびおなじみのキャラクターをフィーチャーした。ゲームはスティーブ・ジャクソン・ゲームズから出版されたPyramid誌の中で、1999年に「ここ千年紀の中でもっとも過小評価されているゲーム」の中にひとつに挙げられた。マイク・ポンスミスはこのゲームのクレジットのスペシャルサンクスの項に名前が乗り、"Omni Kismet, Ph.D."としてカメオ出演している(この名前は彼のアナグラムである)。2012年5月10日、en:Fantasy Flight Gamesはウィザーズ・オブ・ザ・コーストからライセンスを受け、Netrunnerを土台とした新しいカードゲームen:Android: Netrunnerの発売を予告した。これとは別に、ポンスミスのIPをベースにしたカードゲームが短期間存在した。Peter Wacksがデザインし、Social Gamesから2003年に発売されたCyberpunk CCGである。 1989年、en:West End GamesはCyberpunkとParanoiaとのクロスオーバー作品を発売した。このゲームはAlice Through the Mirrorshadesと呼ばれ、Edward Bolmeによるデザインで、CyberpunkとParanoiaゲームとの間で互換性があった。Cyberpunkの人気がピークのときに、ポンスミスの承認を得た少なくとも2つのファン雑誌が製作された:Chris Hockaboutによる非公式なCyberpunk Updateを発展させたInterface Magazineと、イギリスで出版された 'Punk '21である。
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