ストーリーアーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 09:59 UTC 版)
「アメリカン・ダッド」の記事における「ストーリーアーク」の解説
この番組内で多用される技法のひとつにストーリーアーク(英語版)があり、この技法は、複数回にわたって一つの状況が続き、発展・変化していくというものである。たとえば、ヘイリーがジェフと一時的に破局した際、その状況は複数回にわたって続き、その間、都会的なふるまいが特徴的な、黒人男性の脳が移植されたコアラ・レジナルドとも付き合っていたこともあったまた、別の例として、 "Naked to the Limit, One More Time"に端を発するジェフの不在がある。この回で、ロジャーは里帰りをするために宇宙船を用意していたが、ジェフを宇宙船の中へ投げ入れた際、その宇宙船は事情を知らないジェフを乗せたままロジャーを置いて発進してしまう。ジェフは"Lost in Space"でロジャーの母星にたどり着くまでの間しばらく番組に登場しなかった。これらの回の間に放送された回では、ジェフの不在に関する言及があった。たとえば、 "Spelling Bee My Baby"という回では、ヘイリーがジェフの帰還を待つ場面があった他、彼女がロジャーとスタンのテニスの審判を務めてくれると考えた二人が、大急ぎで悲嘆過程(英語版)を通そうとする場面があった 。第9シーズン(2012年-2013年)の時点で、ジェフはいまだに地球に帰還していない。 このアニメのストーリーアークが取り上げられることについて、共同制作者のマイク・バーカーは以下のように話している 我々は継続性のルールに従っているまでです。我々はキャラクターが結婚してどこかへ行ったきり二度と帰ってこないというような大きな変化をもたらす話は控えるようにしています。そのようなことをした場合、番組に大きな変化が生じ、視聴者は当分その変化を受け入れなければなりません。ですから、ストーリーアークと言うのはただ単なる投げっぱなしではないということの証明なんです。後になっても残るからこそ、ストーリーはかなり力強くなるでしょう。リセットボタンを設けるだけのものではありません。
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