コメ支援をめぐってとは? わかりやすく解説

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コメ支援をめぐって

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 18:32 UTC 版)

北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」の記事における「コメ支援をめぐって」の解説

1999年12月17日家族会河野洋平外務大臣面会した河野外相は「皆さんと同じ気持ち」「力ずくダメ」「コメ出す出さないはここでは言えない」と発言した12月21日日朝赤十字会談開かれ日本側が被害者リスト提示したのに対し朝鮮赤十字会は「しっかりとした調査を行うため当該機関に依頼する」と応答した同日日朝国交正常化予備会談開かれ日本側は「拉致問題避けて通れない」「誠意ある対応を」と北朝鮮側に要請した2000年2月22日中央大学出身蓮池薫救出活動大学復学問題にもかかわった外務政務次官山本一太新潟県柏崎市訪問してコメ簡単に出さない」と発言、それに対し新潟県第2区選出衆議院議員桜井新翌日ギチギチやってもだめ」「懐を開けさせるためコメ少しずつ出してもいい」と発言した3月政府コメ支援10万トン決定し3月3日読売新聞が「3月7日自民党外交部会でコメ支援10万トン決定」と報道同日山本一太外務政務次官横田滋早紀夫妻コメ支援説明した家族会恐れたのは、政府日朝国交樹立最優先として考えるあまり、前のめり北朝鮮食糧援助行いその結果として拉致問題棚上げされてしまうことであった3月6日家族会コメ支援反対訴え外務省前で座り込み行い河野外相抗議、さらに記者会見おこなった。翌3月7日には自由民主党本部でも座り込み行った3月13日日朝赤十字会談北朝鮮側は「行方不明者について当該機関がしっかりした調査開始した」「見つかれば通報し適切な措置をとる」と説明した。しかし、4月4日再会された日朝国交正常化交渉では、日本側が「拉致問題避けて通ることは不可能」「誠実な対応を」と要請したのに対し北朝鮮側は「『拉致』という言葉引き続き使うなら、それ以上対話続けない」と反発した2000年9月12日増元照明首相官邸森喜朗内閣総理大臣に土下座して姉をはじめとする拉致被害者救出懇願した。父からは叱られたが、首相は、拉致問題棚上げにしての日朝国交樹立はないと言明した。しかし、10月には政府によるコメ支援50トン決定した10月3日家族会代表は河野外相面会してコメ支援抗議したが、自民党本部には入れなかった。10月6日家族会外務省自民党前で座り込みおこなった。なお、2001年4月内閣総理大臣となった小泉純一郎は、八尾恵法廷での証言によって有本恵子拉致明らかになったことを受けて2002年3月、「拉致問題棚上げして正常化交渉ありえない」とあらため言明した

※この「コメ支援をめぐって」の解説は、「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」の解説の一部です。
「コメ支援をめぐって」を含む「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」の記事については、「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」の概要を参照ください。

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