ゲイタイム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/08/11 00:18 UTC 版)
ゲイタイム (Gay Time) はイギリスで生産、調教された競走馬、種牡馬である。即位して間もないエリザベス女王の所有馬となって大レースで好走するも、優勝には手が届かなかった。引退後は戦後初の輸入種牡馬として日本に渡り、2頭の日本ダービー馬を代表に、数々の活躍馬を送り出した。
| ゲイタイムの血統 | （血統表の出典）[§ 1] | |||
| 父系 | ロックフェラ系 | [§ 2] | ||
父 Rockefella 1941 黒鹿毛 | 父の父 Hyperion1930 栗毛 | Gainsborough | Bayardo | |
| Rosedrop | ||||
| Selene | Chaucer | |||
| Serenissima | ||||
父の母 Rockfel1935 黒鹿毛 | Felstead | Spion Kop | ||
| Felkington | ||||
| Rockliffe | Santorb | |||
| Sweet Rocket | ||||
母 Daring Miss 1939 栗毛 | Felicitation 1930 鹿毛 | Colorado | Phalaris | |
| Canyon | ||||
| Felicita | Cantilever | |||
| Best Wishes | ||||
母の母 Venturesome1933 鹿毛 | Solario | Gainsborough | ||
| Sun Worship | ||||
| Orlass | Orby | |||
| Simon Lass | ||||
| 母系(F-No.) | (FN:21-a) | [§ 3] | ||
| 5代内の近親交配 | Gainsborough 3×4、Chaucer 4×5 | [§ 4] | ||
| 出典 | ||||
注釈
- ^ この時の2着馬は後に日本で種牡馬になった＊キングスベンチ（King's Bench）だった。
- ^ このレースはプール・デッセ・デ・プーラン（フランス2000ギニー）で、サンダーヘッドを負かしたのは、後に日本で成功種牡馬となるガーサントである。
参考文献
- ^ a b c d e f 『ダービー その世界最高の競馬を語る』p162
- ^ Cairns Post 1952年5月20日 ダービー本命馬、フランスで敗れる2014年11月11日閲覧。
- ^ a b c d ザ・テレグラフ紙 2008年6月7日付 The Derby: Lester Piggot recalls a near miss2014年11月11日閲覧。
- ^ a b 『ダービー その世界最高の競馬を語る』p100
- ^ a b ザ・ガーディアン紙 2011年5月29日付 Lester Piggott: at 75 still the Derby's lord of the reins2014年11月11日閲覧。
- ^ ウェストオーストラリアン紙 1952年6月4日 DERBY TO TULYAR2014年11月11日閲覧。
- ^ Newspaper Page
- ^ RACE HORSE "GAY TIME"
- ^ 南関東所属時の馬名はムーン。
- ^ 馬名をフジヒカルオーとする資料もある[1]。
- ^ a b c “血統情報：5代血統表｜ゲイタイム”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2015年8月4日閲覧。
- ^ 小林皓正（編）『サラブレッド血統マップ'93』コスモヒルズ、1993年、22-23頁。
[続きの解説]
「ゲイタイム」の続きの解説一覧
- 1 ゲイタイムとは
- 2 ゲイタイムの概要
- 3 血統表
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