ブラックモンブラン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 06:32 UTC 版)
竹下製菓の主力商品で50年以上続くロングセラー。バニラアイスをチョコレートで覆い、さらにその外側にクッキークランチをまぶしたアイスバー。1969年(昭和44年)に同社の竹下小太郎が発案したものである。商品名の由来は、小太郎がアルプス山脈を訪れた時に「この真っ白い山にチョコレートをかけて食べたら、さぞ美味しいだろうな」と思ったことがきっかけで、アルプスの最高峰モンブランのようにアイスクリームの最高峰を目指すという意味が込められている(ケーキのモンブランとは無関係)。当時のアイスキャンディの大半が、甘味料を加えた色水を固めただけの商品だった。また、当時のアイスキャンディは包装紙に社名を書いただけの商品が一般的で、独自の商品名をつけるのは珍しかった。 種類別は1997年まではラクトアイスだったが、値上りや、美味しさ追求のためアイスミルクに変更している。[要出典] 山崎製パンとのコラボレーションで、同社からブラックモンブランパンやブラックモンブランエクレアが期間限定で発売されている。 ブラックモンブランパン ブラックモンブランエクレア 「ブラックモンブランの故郷」として、佐賀駅に掲出されているブラックモンブランの広告。 本州では、大阪市に本社を置く林一二株式会社が1971年(昭和46年)から販売している、ほぼ同様のチョコバリが広く販売されている。 オーストラリアでは、ストリート社(英語版)が1959年から販売している、ほぼ同様のゴールデンゲイタイム(英語版)が広く販売されている。
※この「ブラックモンブラン」の解説は、「竹下製菓」の解説の一部です。
「ブラックモンブラン」を含む「竹下製菓」の記事については、「竹下製菓」の概要を参照ください。
- ブラックモンブランのページへのリンク