栃栗毛
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/14 08:21 UTC 版)

栃栗毛(とちくりげ、英: Liver chestnut/Dark chestnut)は、馬の毛色のひとつ。栗毛に似ているがより暗く、全身の赤褐色が特徴の毛色である。
特徴
非常に多量のフェオメラニンによる黄褐色〜赤褐色の毛色である。焦茶色まで暗くなることもあるが、エウメラニンは少量しか含んでおらず、黒くはならない。体の部位による体色の差は少なく、色はほぼ一様。ただし、長毛は明るい色から暗い色まで様々である。
鹿毛や、場合によっては黒鹿毛、青鹿毛と混同されることもあるが、四肢と他の部位で黒さに差が無いことから区別することができる。
現在のところ、栃栗毛を発現する遺伝子や外的要因は特定されていない。判明している毛色関連遺伝子は、栗毛と同じである。
参考文献
- “馬の毛色及び特徴の記載要領(第6版)” (PDF). 社団法人 日本馬事協会 (2010年12月1日). 2015年8月19日閲覧。(昭和51年2月1日 設定 平成22年12月1日 改訂)
栃栗毛
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 08:00 UTC 版)
栗毛よりもやや暗く、暗い黄褐色から茶色の毛色。鹿毛と異なり四肢は黒味を帯びない。
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