グーグルウェーブとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > コンピュータ > IT用語辞典 > グーグルウェーブの意味・解説 

Google Wave

読み方:グーグルウェーブ

Google Waveとは、Google開発している次世代コミュニケーションツールの名称である。2009年5月28日開催され開発者向けカンファレンスGoogle I/O 2009」で発表された。

Google Waveは、ユーザー間でリアルタイムコミュニケーションを図るためのシステムである。「wave」と呼ばれるコミュニティ内で、あるユーザーメッセージ作成・編集すると、入力され内容他のメンバークライアントリアルタイム反映されるという特徴持っているクライアントソフトウェアにはWebブラウザ用いられる

また、Google Waveでは、テキスト情報だけでなく写真ビデオ、リンクなどを扱うことができる。やりとりした履歴記録されるので、ひとつの文書共同作成する目的利用するともできる

Google Waveは、電子メールIMインスタントメッセンジャー)、文書共有などの機能統合するさらにはSNSCMSなども統合可能な新しコミュニケーションツールとしての将来像描かれている。

Google Waveの開発者向けプレビュー版APIは、提供が開始されている。一般向け製品の提供は、2009年後半開始される予定となっている。


参照リンク
Google Wave - (英語)
Google Wave API - (Google Code
Google Wave Developer Blog - (英語)

Google Wave

(グーグルウェーブ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/30 02:47 UTC 版)

Google Wave
開発元 Google
リポジトリ
プラットフォーム クロスプラットフォーム
サポート状況 プレビュー
種別 ウェブアプリケーション/プロトコル
ライセンス Apache License (only Google Wave Federation Prototype Server and ConsoleClient)
公式サイト wave.google.com
テンプレートを表示

Google Wave(グーグル ウェーブ)は、米グーグルが2009年5月28日にGoogle I/O 2009で発表した、新しいコミュニケーション及びコラボレーションツールである。ウェブベースで実行し、リアルタイムに共同して編集などが可能で、電子メールウィキSNSが一体となったサービスである。

当初は開発者向けにリリースされ、2009年9月にプレビューリリースとして10万人のユーザーを加えた。2010年5月にサービスを一般公開したが利用者は増加せず、8月4日に開発中止を表明した。サービスは2012年4月末まで継続された。

関連書籍

  • あんどうやすし『Google Wave 入門 サービス概要、APIからオープンソースWaveサーバーまで――リアルタイムWebの最前線』(2010年、日経BP社)ISBN 978-4-8222-8438-1

関連項目

外部リンク



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「グーグルウェーブ」の関連用語

グーグルウェーブのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



グーグルウェーブのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
IT用語辞典バイナリIT用語辞典バイナリ
Copyright © 2005-2025 Weblio 辞書 IT用語辞典バイナリさくいん。 この記事は、IT用語辞典バイナリの【Google Wave】の記事を利用しております。
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのGoogle Wave (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS