グッドネーバーズ・ジャパンとは? わかりやすく解説

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グッドネーバーズ・ジャパン

行政入力情報

団体名 グッドネーバーズ・ジャパン
所轄 東京都
主たる事務所所在地 大田区西蒲田七丁目601号 ソメノビル7階
従たる事務所所在地 東京都渋谷区南平台町2―12 渋谷南平台久保ビル3階 佐賀県鳥栖市桜町1401―4
代表者氏名 小泉 智
法人設立認証年月日  
定款記載され目的
この法人は、世界各国のグッドネーバーズと共通の理念基づいて民間支援団体として広く支援募り貧困疫病自然災害戦争武力紛争等によって人権侵害危機瀕している子ども達及びその家族の力となる事を目的とする。 
活動分野
保健・医療福祉     社会教育     まちづくり    
観光     農山漁村中山間地域     学術・文化芸術スポーツ    
環境保全     災害救援     地域安全    
人権・平和     国際協力     男女共同参画社会    
子どもの健全育成     情報化社会     科学技術振興    
経済活動活性化     職業能力雇用機会     消費者保護    
連絡助言援助     条例指定    
認定
認定・仮認定
認定   認定   旧制度国税庁)による認定   認定更新中  
PST基準
相対値基準     絶対値基準     条例指定()    
認定開始日:  2013/11/08     認定満了日:  2028/11/07     認定取消日:   
認定年月日:    認定満了日:    認定取消日:   
閲覧書類
監督情報
解散情報
解散年月日  
解散理由  

グッドネーバーズ・ジャパン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/05 06:35 UTC 版)

特定非営利活動法人 グッドネーバーズ・ジャパン(英文名称:Good Neighbors Japan)は、世界40カ国以上[1]で子供教育支援、人道・開発援助、緊急支援活動を行っている、国際組織グッドネーバーズ・インターナショナルの一員である。グッドネーバーズは、自然災害、飢餓、紛争などで傷つき苦しんでいる世界中の人たちの緊急支援と開発を目的に、1991年3月に韓国で設立、本部をアメリカ合衆国に置く。日本法人であるグッドネーバーズ・ジャパンは、2004年に日本事務局を大阪で開設、2007年には東京へ事務局を移転。2013年に「認定NPO法人」として東京都から認可を受けている。

概要

グッドネーバーズ・ジャパンは、アジアアフリカでは教育や水、医療などの支援、日本国内ではひとり親世帯を対象とした食料支援を行っている。

ミッション
国内外のパートナーと共に、貧困及び差別の原因や災害・紛争による脅威を取り除く
ビジョン
子どもの笑顔にあふれ、誰もが人間らしく生きられる社会
バリュー
小さき声への共感力:最も困難な状況にある人々の声を聞き、寄り添う。
透明性と誠実さ:被支援者、支援者、パートナーとの信頼関係を重視し、活動の透明性を保ち、説明責任を果たす。
学びと成長:子どもを取り巻く環境を改善するプロフェッショナル集団として、社会に対して能動的に関わり、常に学び、成長する。
地球の一員:人は皆平等で、地球の一員である。互いを尊重し、敬意を払い、協力する。

活動内容

グッドネーバーズ・インターナショナルの支援国は世界に40カ国以上あるが、グッドネーバーズ・ジャパンとしてはアジア・アフリカの6~10カ国(カンボジアネパールバングラデシュエチオピアチャド・モザンビーク・その他)において、主に子どもの環境改善を目的としたコミュニティ開発事業、および人道支援事業を実施している。国内では、国内の子どもの貧困対策事業としてのフードバンク事業など。

海外子どもスポンサー[2]チャイルド・スポンサーシップ)や国内子どもスポンサープログラムによる寄付金や、助成金を元に活動している。

海外事業

教育支援
学校や図書館の建設・運営のほか、補習授業や情操教育、教師対象の研修など教育の質を高めるための活動。また、成人識字教育も行っている。
保健・医療支援
医療センター、モバイルクリニック、健康診断やワクチン、未就学児童のデイケアセンター運営、給食の提供など。
水・衛生支援
井戸やトイレ建設、浄水器の配布、これらの使用・管理方法の指導や衛生教育を実施。
収入向上支援
農業技術、漁業、畜産に必要な技術研修により、生産性を高め所得の向上を目指す。また、青少年・成人の就労・起業の可能性を広げるため、コンピューター、英語、裁縫技術などの技能訓練も行っている。

日本国内事業

国内の子どもの貧困対策事業
国内のひとり親世帯で生活に困窮している家庭へ、無料で食品を提供する食品支援事業「グッドごはん」を実施(2017年から)
イベント・キャンペーン開催
国際協力イベントの実施・参加、報告会、 親子の国際理解を深めることを目的とした未就学児対象のおえかきコンテスト(2021年で終了)等

緊急支援活動

  • 自然災害、飢餓、紛争などの被災者へ緊急支援活動及び開発援助活動。

商標

  • グッドネーバーズ・ジャパン
  • グッドごはん
  • 子どもスポンサー

役員

  • 会長:福井玲東京大学名誉教授)
  • 代表理事:小泉 智(グッドネーバーズ・ジャパン事務局長)
  • 副代表理事:中間 恒輔(CBGM株式会社 執行役員)
  • 理事:崔 玟鎬(グッドネーバーズGPC事務局長)
  • 理事:松本 吉広(黒光商事株式会社代表取締役)
  • 理事:染葉 圭一郎(コンプライアンス・コンサルタント)
  • 理事:田丸 雅浩(危機管理コンサルタント)
  • 監事:姜 恩和(目白大学教授)

歴史

  • 1991年 - 有志8人により、グッドネーバーズ・インターナショナルを韓国で設立。
  • 1996年 - 国際連合経済社会理事会(UN ECOSOC)から総合協議資格[3](General Consultative Status)を取得。
  • 2004年 - 大阪事務局開設。グッドネーバーズ・ジャパンを特定非営利活動法人に登録。
  • 2005年 - グッドネーバーズ・インターナショナルはアメリカ・ロサンゼルスに事務局開設。
  • 2007年 - グッドネーバーズ・インターナショナルがミレニアム開発目標(MDGs)貢献賞受賞。グッドネーバーズ・ジャパン事務局が東京に移転。
  • 2013年 - グッドネーバーズ・ジャパンが認定NPO法人に認定
  • 2017年 - グッドネーバーズ・ジャパンが国内事業を開始
  • 2020年 - 近畿拠点を開設 事業を開始
  • 2023年 - 九州拠点を開設 事業を開始

脚注

  1. ^ GoodNeighbors International”. www.goodneighbors.org. 2019年8月16日閲覧。
  2. ^ 子どもスポンサーは所謂チャイルド・スポンサーシップで、グッドネーバーズが支援活動している地域の、子どもの成長を支援するプログラム。支援期間は任意で、支援金額は月々1,000円からのコースと4,000円のコースの2種類がある。 子どもスポンサーになると子どもの写真やその地域の基本情報が送られてくる。さらに年に数回、プロジェクト活動報告やプロジェクト地域に関する情報などが届く。 また、手紙の交換を通じて子どもと交流することができる。子どもからの手紙は、日本語に翻訳した後、原文と共に送られてくる。-参考:グッドネーバーズ・ジャパン公式サイト
  3. ^ 総合協議資格 (General Consultative Status) は、NGOのための資格であり、国際連合経済社会理事会 (ECOSOC) との協議資格 (Consultative Status) のうちの1つ。国際連合経済社会理事会およびその補助機関のほとんどの活動に関係する資格であり、2000年現在、国境なき医師団セーブ・ザ・チルドレン等の約120のNGOがその資格を有する。協議資格の種類は3つあり、「総合協議資格」の他、補助的な「特殊協議資格」、より補助的な「ロスター」がある。 - 出典: 経済社会理事会とNGO (国連とNGO) - 国連広報センター

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