キャリアメール
キャリア‐メール
キャリアメール
キャリアメールとは、移動体通信のキャリア(通信事業者)が自社ドメインで提供する電子メールのサービスのことである。「携帯メール」と呼ばれることもある。
キャリアメールは、一般的には、NTTドコモの「docomo.ne.jp」、KDDI(au)の「ezweb.ne.jp」、ソフトバンクモバイルの「softbank.ne.jp」の3種類を指す場合が多い。また、イー・モバイルの「emnet.ne.jp」やウィルコムの「willcom.com」も、キャリアメールに該当する。
キャリアメールは、通常、携帯電話の利用契約を行うことで利用可能になる。各キャリアの端末やサービス、料金プランなどと密接に関連しており、携帯電話の利用において利便性が高い。キャリア独自の絵文字やデコメなども特徴の一つと言える。
スマートフォンの場合、端末の発売当初にはキャリアメールに対応しておらず、後に対応され使用可能となる場合がある。例えば、2011年8月にauから発売された国内初の「Windows Phone 7 Mango」端末「IS12T」は、当初「ezweb.ne.jp」ドメインのキャリアメールが利用できなかったが、10月27日に利用可能とし、専用アプリケーションの配信を開始している。
参照リンク
携帯電話・PHS各社のドメイン一覧 - (NTTドコモ)
キャリアメール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/04 14:54 UTC 版)
キャリアメール(和製英語)とは、移動体通信事業者(通信キャリア)が携帯電話端末向けに提供する電子メールサービスの総称である[1]。携帯メールとも呼ばれる。日本独自の携帯電話向けサービスである。
- ^ “キャリアメール”. IT用語辞典バイナリ. 2012年10月6日閲覧。
- ^ 7bit文字の場合。8bit文字の場合、140文字まで。
- ^ KDDIのSMSは実装上の問題により、3GPP2仕様に完全準拠するまで海外とのやりとりができなかった。
- ^ “携帯各社、SMSの相互接続サービスを7月13日スタート”. ケータイ Watch (2011年6月11日). 2021年2月16日閲覧。
- ^ 世界的には、GSM(W-CDMA) vs CDMA(cdma2000)の2極構造で、日本以外のほとんどの国は、2極のどちらかひとつあるいは両方しかなかった。日本だけ、2極のどれでもないネットワークがあった
- ^ 高橋暁子「高橋暁子の意外と知らない!? 業界ランキング 第41回 日本人の40%がLINEを常用しているが世界はWhatsAppとFacebook二強」『ASCII.jp』 KADOKAWA、2015年6月15日
- ^ 高橋暁子「深読みチャンネル なぜ? LINEからも逃げ出し始めた若者たち」『読売新聞(YOMIURI ONLINE)』 読売新聞社、2018年1月18日
- ^ 「キャリアメール持ち運び」サービスを必要としている人はいる?いない?|@DIME アットダイム
- ^ “「最安価格」うのみは禁物 携帯プラン、どう選ぶ? 新割安ブランド3月登場”. 47NEWS (2021年2月4日). 2021年3月22日閲覧。
- ^ “"携帯電話料金の低廉化についての総務省の取り組みについて"”. 総務省総合通信基盤局 (2020年12月9日). 2021年2月16日閲覧。
- ^ キャリアメール、回線解約後も引き継ぎ可能に。ドコモとauが月330円 - Impress Watch
- ^ a b c d e f g 「メールアドレス持ち運び」『ソフトバンク』 ソフトバンク、2022年1月9日
- ^ 「Rメール(@rakuten.jp)」『楽天モバイル』 楽天モバイル
- ^ 「楽天モバイルのキャリアメール、7月1日から提供 名前は「楽メール」」『ITmedia Mobile』 ITmedia、2022年7月1日
- ^ a b c d e f Japan Email Anti-Abuse Group Wirelessサブワーキンググループ「JEAG Recommendation ~携帯電話宛の迷惑メールに対する提言書~」『インターネット協会 迷惑メール対策委員会』インターネット協会、2006年2月
- ^ a b c NTTドコモ 三石多門「NTTドコモにおけるお客様保護対策」『ユビキタスネット社会の実現に向けた政策懇談会 利用環境ワークグループ 第2回』総務省、2004年4月9日
- ^ 辛島睦「第17回 迷惑メール防止2法 広告宣伝用メールに対する規制を知る」『日経xTECH』 日経BP、2008年4月10日
- ^ 三柳英樹「警視庁、迷惑メール送信の男性を逮捕」『INTERNET Watch』ITmedia、2008年2月15日
- ^ いちばゆみ「iモードの迷惑メール対策を斬る」『ITmedia mobile』 ITmedia、2001年7月2日
- ^ KDDI株式会社 本間輝彰「ケータイメールにおける迷惑メールについて 講演資料」『IAjapan 迷惑メール対策カンファレンス』 インターネット協会、2005年5月10日
- ^ KDDI株式会社 本間輝彰「運用情報 経験談 携帯電話における迷惑メールとの戦い」『有害情報対策ポータルサイト 迷惑メール対策編』 インターネット協会 迷惑メール対策委員会、2006年1月
- ^ 「迷惑メール対策に関するアンケート調査結果 [参考]〈ボーダフォンの主な迷惑メール対策〉」『ソフトバンク』 ボーダフォン、2006年2月14日
- ^ 「迷惑メール対策 ケータイ会社別 迷惑メールフィルター 3社一覧表(ケータイ) 」『迷惑メール相談センター』 日本データ通信協会
- ^ サービス・機能 同報メールを大量に送信されるお客様へ」『NTTドコモ』 NTTドコモ
- ^ 「サービス・機能 auメール(@au.com/@ezweb.ne.jp)へメール送信する際の注意事項」『au』 KDDI
- ^ 「モバイル メール送受信の際の注意事項」『ソフトバンク』 ソフトバンク
- ^ 電気通信事業者協会「迷惑メール等送信行為に係る携帯電話・PHS加入者情報の交換について」『一般社団法人電気通信事業者協会』 電気通信事業者協会、2005年10月26日
- ^ 電気通信事業者協会・NTTドコモ・KDDI・沖縄セルラー電話・ソフトバンク・ウォルト ディズニー ジャパン「プレスリリース 迷惑Eメールに関する申告情報の取扱いについて」『一般社団法人電気通信事業者協会』電気通信事業者協会 、2016年9月7日
- ^ 配信中のメールの暗号化 – Google 透明性レポート
- ^ メールのセキュリティ - Twitter透明性センター
- ^ メールの暗号化に関するよくある質問 - Transparency Report ヘルプ
- 1 キャリアメールとは
- 2 キャリアメールの概要
- 3 概要
- 4 MMS
- 5 迷惑メール対策
- 6 セキュリティ上の懸念
キャリアメール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 21:53 UTC 版)
メールアドレス wcm.ne.jp、ymobile.ne.jpのアドレス(MMS)の利用となる。 willcom.comまたはpdx.ne.jpのアドレスは使用不可である。ただし、機種変更した場合でもメールアドレス自体は保存されているので、利用可能な機種に機種変更すれば復活できる。 SMS(ショートメッセージサービス)等 3GによるSMSおよびMMS(電話番号あて)、PHSによるライトメールに対応する(SMS対応のPHSから送られてきたメールはライトメールとして受信可能だが、ライトメールの文字数の制限以内の部分までとなる)。
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キャリアメール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 21:48 UTC 版)
メールアドレス wcm.ne.jp、ymobile.ne.jpのアドレス(MMS)の利用となる。 y-mobile.ne.jp、willcom.comまたはpdx.ne.jpのメールアドレスについては以下の通り。機種変更の場合 事前にオンラインサインアップを実施してメールの設定を控えてある場合は、設定を適切に行えば、PHS通信がONの状態に限り、y-mobile.ne.jp、willcom.comまたはpdx.ne.jpのアドレスの送受信も可能となる。 ただしメール受信のPUSH通知には非対応(※メールサーバアップデートで対応済み)。また、現状はPCメール相当として扱われるため、送信先の迷惑メール設定次第では受信拒否される場合がある(※現在、携帯メールとして配信可能)。 事前のオンラインサインアップが未実施の場合は、y-mobile.ne.jp、willcom.comまたはpdx.ne.jpのアドレスは利用できない(※現在は利用可能。ymobile.ne.jpも利用可能)が、メールアドレス自体は保存されているので、利用可能な機種に機種変更すれば以前の状態から利用を再開できる。 新規の場合 WX04K同様、y-mobile.ne.jp、willcom.comまたはpdx.ne.jpのアドレスは提供されず使用不可となる(※My Y!mobileから戻すことが可能になっている)。 SMS(ショートメッセージサービス)等 3GによるSMSおよびMMS(電話番号あて)に対応する。 ライトメールには対応していない。
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キャリアメール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 11:39 UTC 版)
いわゆる、「キャリアメール」は、2014年8月以降に新規発行あるいは変更した場合は、以下のドメインが割り当てられる。 ymobile.ne.jp…「電話サービス(タイプ1・3)」の契約者。または、EMOBILE 4G-Sないしは、WILLCOM CORE 3Gの契約者。従来のemobile-s.ne.jpおよびwcm.ne.jpに相当 ymobile1.ne.jp…「電話サービス(タイプ2)」の契約者。 y-mobile.ne.jp…「PHSサービス」の契約者。または、旧ウィルコムのPHS契約者。→従来のwillcom.comおよび(xx.)pdx.ne.jpに相当 EMOBILE 4G-Sを除く旧イー・モバイルブランドの契約者は、従来と変わらず以下のドメインが割り当てられる。 emnet.ne.jp…EMnetメール対応機種の利用者。 emobile.ne.jp…EMOBILE 4G-Sを除く全ての旧イー・モバイルブランドの契約者(データ契約も含む)。Y!mobile発足後(2014年8月以降)のデータ契約には、キャリアメールの割り当てはない。' Y!mobile発足以前のデータ契約については、2018年7月31日でキャリアメールのサービスを終了する旨の告知が、2017年6月15日付けでなされた。 PHSのキャリアメールについては、次のような取り扱いもあった。 y-mobile.ne.jp(Y!mobile PHSサービス) willcom.com(旧ウィルコム) (xx.)pdx.ne.jp(旧DDIポケット電話) 上記の各キャリアメールアドレスについては、 タイプ1契約に同番移行した場合、My Y!mobileで手続きを行うことにより、継続して利用可能な場合がある(2014年10月以降)。 softbankブランド(当時はソフトバンクモバイル)の契約へ継承させることが可能 となっている(2015年2月24日以降)。 新旧メールアドレスの対応関係については「[アドレスの引き継ぎ・転送対応表]」を参照
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