ガンキラー系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 04:23 UTC 版)
ガンキラー 狼馬舞留人が造り上げた、ガンダムキラーといえる戦士で、あらゆるMSの長所を取り入れている。自在に腕や脚を伸縮させ、上半身だけでも活動可能。 主な武装は肩に装着されたギロチンバグ、両眼から照射する何でも溶かすビーム、掌から出す針、爪先の刃。 狼馬が大河達全国のG研のメンバーの元に黒いスーパーファミコンのソフトを送り込み、それを通してソフトをプレイしている大河達のSDスピリット指数を吸収した事で完成した。 その後、輝くF91に擬装して後輩の訓練中の大河に戦いを挑む。そして大福将軍を圧倒、大河を昏睡状態に追い込んだ。これまでの最強の機体であった大福将軍をかすり傷一つ負わず圧倒的な強さで叩き潰し、読者に対してガンダム野郎の新たな展開を告げた。 狼馬の機体は0号機でカラーは赤。後に量産され、5機でG研の支部を襲ったり、武者仁宇のような角を持ったヒロシの機体や大暗黒SD連合により洗脳されたトリコロールカラーの大河の機体が登場した。 初登場の時は圧倒的な強さを見せたが、その後は3対1とは言え、合計しても自分の半分程度のSDスピリット指数の相手に伸ばしていた脚を切断され、レッドファイター91と麗騎士を倒してスピリット指数を吸収するも、千生将軍のスピリット指数を吸収しようとして逆に自身の指数を吸いとられ、サラマンダートップとなった千生将軍に瞬殺された。 後にマスクコマンダーの大軍を率いた椎谷が使うも、キャプテンガンダムと大破した璽威武装の合体したキングフェニックスにマスクコマンダー共々倒された。 大暗黒SD連合の最終決戦では、狼馬の機体が千壱将軍に大ダメージを与えられる。 また、ヒロシが洗脳される際の描写で大暗黒SD連合のエージェントが操る龍頑駄無から集中攻撃を受ける千生将軍がパワーアップする際にガンキラーへと変わっていくのはガンキラーのSDスピリットを吸収してサラマンダートップにパワーアップしたことへのある種の狼馬からの大河への仕返しと見えなくもない。 名前と容姿から『ウルトラマンA』の“エースキラー”を彷彿とさせる。後にバンプレストのゲーム『コンパチヒーロー』シリーズのオリジナルキャラクターとして『ガンダムキラー』と言うキャラクターが登場したが、そちらはガンダムタイプのMSの伝統にのっとった姿をしていた。 SDガンダム外伝やSDコマンド戦記、ガンドランダーにもガンキラーがモチーフのキャラクターが登場している。 連載当時はガチャポンでの製品化のみだったが、それから20年を経た2016年にプレミアムバンダイ・魂ウェブ商店の受注製品として『元祖SDワールド』の第1弾として商品化が発表された(製品No.は『0089』)。 ガンマスター コンピューターGの力により大河のガンキラーとキラーマスターが合体した戦士。 大河のガンキラーがトリコロールカラーの明るい色合いである事とキラーマスターのパーツによって、悪役のガンキラーの外見が一変した。芯はガンキラーだがマスクの部分は通常のガンダムタイプのものになっている。キラーマスターの本体はバックパックとして装着され、分離も可能。 武者頑鬼羅阿(むしゃガンキラー) 武者の姿をしたガンキラー。刀と槍を武器に持つ。スミス大薫が操り、大河達の白龍、青龍、赤龍の三体を相手に戦った。白龍達が頑鬼羅阿との戦いの中で太陽龍(サンりゅう)頑駄無へと合体するが、有利に戦いを進める。 千生鬼羅阿(せんなりキラー) 千生将軍の姿をしたガンキラー。闇大帝が雷帝千生神将軍の誕生に対抗して武者頑鬼羅阿と狼馬が操るガンキラーIIを融合させて誕生させた。闇大帝に操られるままに雷帝千生神将軍と戦うが、最後は闇大帝に反撃し、その為闇大帝によって雷帝千生神将軍に突撃させられる形で自爆する。(ただ、千生はそれをかわして無事だった。)
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