受注製品(オーダーメイド)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 23:05 UTC 版)
「断裁分離のクライムエッジ」の記事における「受注製品(オーダーメイド)」の解説
エミリー・レッドハンズ 声 - 日高里菜 紫髪の幼い少女。殺害遺品「鮮血解体のオープナー」の権利者で、受注製品。元はスラムで育ち、名前も養父につけてもらったもの。 養父は亡くなった祝の父親で、深い愛情を与えられ、エミリーもまた養父に感謝し愛していた。しかし父親を忘れているかのような祝の姿を見て憎悪を抱き、祝を殺害し養父を蘇らせようとした。そのため切と衝突し、当初は有利に戦いを進めていたが、暴走した切に恐怖し敗退。その際の恐怖はその後しばらく彼女のトラウマとなっていた模様。騒ぎの後、祝に手当てされ、彼女の家で父親の日記を読んで彼の真意を知り、祝と和解する。その後は祝のことを「お姉ちゃん」と呼び慕うようになり、彼女と連絡をとりつつ独自に養父の死の真相を探っている。 近接戦闘の専門の訓練を受けており、その戦闘力は高い。醜聞の管理を受け付けず暴走した中嶋正義を殺害する。 神 敬一郎(じん けいいちろう) 殺害遺品「照準貫通のラピッドショット」の権利者で、受注製品。軽い性格の青年で、普段は外科医をしている。趣味はアロマテラピー、料理、ぬいぐるみ集め等で、可愛い物が好き。面倒くさがりのようで、戦闘技術はほとんどなくラピッドショットの能力頼りになっている。 エミリーとの戦いの後、皇のもとに来ていた祝を殺そうとしたが切に反撃され敗北。準備段階で警備員や犬を射殺していたため、警察に連行される。 フリッツ・マイヨールド 声 - 大塚芳忠 殺害遺品「秘匿謀殺のカンタレラ」の権利者で、受注製品。眼鏡をかけた紳士然とした初老の男性。醜聞が把握している権利者の中では最古参で、先代ウィッチーの代から仕えており、現当主のヴァイオレットのことは娘同然に思っている。 祝を巡る殺人ゲームを利用しその裏にある真実を知ろうとしている皇のやり方を危険視し、独自に殺害しようと策略を巡らせる。孤立した皇の体内に毒を流し込むことに成功し、皇と関わりの深い法子の殺害をも狙うが、その際誤って病子が毒に犯されることとなり、法子の怒りを買う。法子にも毒を飲ませることに成功し追い詰めるが、半ば力ずくでインジェクションに宿るナイティンゲイルを屈服させ一時的に権利者となった法子に敗北。 その後、皇によって拘束。皇の単独行動を口実に醜聞による保護を期待するも、皇の行動は実際にはヴァイオレットの意思に添ったものであることを知らされ、逆に単独行動を叱責されることとなった。
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