大暗黒(横山光輝)
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『週刊少年キング』第7巻第35号(1969年8月24日号)掲載。 北アフリカ、チュニスのエルメルサで探検隊の人夫募集が行われ、荒くれ者のボアルネーもこれに応募した。目的は好戦的土人部落〔ママ〕の探検とされていたが、実際の目的はショット・エル・ジエリッドの南方にある「大暗黒」であった。探検隊長の入手した12世紀のアラブ人地理学者アル・イジリドの説によれば、「大暗黒」こそがアトランチスの中心だということになる。 やがて、目的地が「大暗黒」だと気付いた人夫たちが騒ぎ始めたため、隊長の助手・山座は、アトランチスの財宝の話を持ち出してボアルネーら人夫を説得しようとする。だが、大暗黒の入り口にまでついたところで、ボアルネーたちが財宝に目がくらみ逃亡、探検隊は隊長と山座だけになってしまう。二人はようやくのことで地底の海にたどりつき、そこでアトランチス人に遭遇する。彼等は長い地底生活のため目が退化しており、逃亡した人夫たちを捕え、いけにえに捧げようとしていたのだった。 原作「大暗黒」とは登場人物の設定が大幅に異なる。また、原作とは異なり、結末で探検隊は全滅する。
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大暗黒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/03 14:00 UTC 版)
宇宙山スパイクはグローランサと創造と秩序を司る存在でもあった。スパイクの爆発はグローランサそのものを四散させ、バラバラになった世界を混沌の軍勢が飲み込んでいった。そんな中で神々だけでなく定命の者たちも必死に抵抗していた。 この大暗黒といわれる絶望的な時代は、グローランサの神話の中で初めて、神々ではない定命の者たちが本格的に活躍する時代でもある。あらゆる種族は互いの連絡がとれない中、混沌を撃退するというただ一つの目的のために必死に戦っていた。その様子は「我が戦い、皆が勝った」という言葉で表されている。
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