ガルマイア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/12 15:51 UTC 版)
ヴルヌーイ・ガルマイア 地球王妃ディアナの姉。現ガルマイア王妃。33歳。ガルマイアとしては珍しく豊満な女性。 ハイテンションな女性で、王と夫婦喧嘩した勢いで地球王家を訪れ嵐のような勢いで去っていったことがある。 トリウィア・ガルマイア ディアナの姪であり、クリスの従姉妹。9歳。第14回「女王決定戦」優勝最有力候補との呼び声高い実力者。いかなる意味でかクリスのことを意識しており、万物に対して傍若無人な彼からは珍しく苦手とする人物として認識されている。 フランクな性格で見知った者相手にふざけた態度でからかうことが多いが、言葉の裏には己の実力への絶対的な自負が見え隠れする。古い地球文化に興味を持っているらしく、語尾に韻を踏んだ地名などをくっつける独特の喋り方をすることが多い。 カミール・バローサ ディアナの側仕え侍女。28歳。ディアナとは軍時代の戦友で、ヴルヌーイが隊長を務めた一隊では並んでエースと呼ばれていた。 普段は君臣の間柄をわきまえ節度を持ってディアナに仕えているが、時にはお忍びで立場を忘れ互いに旧交を深め合うこともあった。 ディスタ・グルズェフ ガルマイア宇宙軍大佐。15歳。ウェーブのかかったセミロングの髪をし、スレンダーな肢体を持った怜悧な印象を与える女性。「女王決定戦」にエントリーした「婚約者」でもありカルキと惑星ジャナで遭遇する一年前、トリウィアに敗北する。敗北したその際に左眼を失い、傷痕を眼帯で隠している。 戦闘種族としてのガルマイアに誇りを持ち、弱者は軽蔑する一方で強者には敬意を払うが、追い込まれた戦闘の最中では十代も半ばに達して衰えを見せはじめた肉体に焦りと苛立ちを隠すことはできなかった。 補給船を駆ってジャナ星での奴隷狩りの指揮を執るが、狂乱した初代女王グリムヴィアスによって、大気圏内で戦闘艇を次々落とされ、地上では仇討ちのために突出した多くの部下が殺されるなど理不尽なまでの暴威に晒される。半ば自暴自棄になり都市部への爆撃という非常手段も選択肢に入れながら手早く奴隷を確保したうえでの帰還を目指すが、そこに妨害で現れたポポロ、続いて割って入ったカルキと婚約者として交戦することになる。 基礎的な肉体のスペックでは圧倒していたものの、カルキの技量にはほぼ追いつけず完敗を喫した。その後は己の敗北を潔く認め、全ポイントをカルキに譲渡、ポポロの叩いた大口に対しても厳しい諫めの言葉をぶつけつつ、勇気を称える言葉を残して部下共々ジャナから撤退していった。 バーヴ・ラスキル ガルマイア宇宙軍大佐。14 歳。ぱっちりとした目が特徴的で高い位置でポニーテールに結った女性。ディスタからは全く相手にされていないが、軍務上では一方的にライバル視している。任務に失敗した彼女の後任に就いたことを一方的に述べ立てて勝ち誇るも背後から現れたトリウィアに投げられ、ついでに軍服の上衣も奪われる。 リベラ 番外編「That takes the cake」に登場。ディアナ、カミールと共にヴルヌーイ隊に所属。13代女王決定戦の1年前に惑星ガザーラ 第17戦闘区域にてディアナを庇い死亡。ディアナが女王になることを決意するきっかけを与えた。
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