オリジナル・ラインナップ復活とは? わかりやすく解説

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オリジナル・ラインナップ復活(2004年 - 2015年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 14:37 UTC 版)

モトリー・クルー」の記事における「オリジナル・ラインナップ復活(2004年 - 2015年)」の解説

2004年Hollywoodにある「Tenth Street Entertainment社」が、モトリー・クルー オリジナルラインアップでのリユニオンライブを企画する。すでに会場抑えたが、その段階ではメンバーへの交渉始まっていない状態だった。 モトリー・クルーリユニオンには大きな利益がうまれることが彼らの実績見て確信があったと同社CEO見込んでいたが、本人たちには数曲の新曲含めたベストアルバムリリースをしてもらうことが条件となっていた。 企画してからライブまで5カ月という段階から、ニッキーへの企画説明をしたが、当時はBrides Of Destruction日本ツアー最中で、トミーソロアルバムリリースした直後ヴィンスソロ歌手として全米各地ライブ行っており、ミック行方不明という状況だった。 この時トミーヴィンスの関係が険悪だったこと、トミー正式にバンド脱退していることなど、多数課題があった。同社一つずつ解決するため、メンバー招き同じテーブルでの食事会を開く。その時映像メンバー告知なしで隠しカメラにより撮影されておりドキュメンタリー映像として残されている。ニッキー乗り気だ二人に話すが、トミーヴィンスはどうしていくかまだ決められない前向きであるということだった。ギタリストミック依然行方不明だったため、ニッキー協力し多方面からコンタクト試みた結果、彼は自宅療養している事が判明ニッキーマネージャーらと訪問しリユニオンについて説得し承諾得た。 しかし、その後発表されるが、ミック血清反応陰性関節炎17歳から患っており、当時時点で首を横に回すことが出来ない態となっていた。スタジオに姿を現した際に、トミーはその姿を見てとても怖くなったと語っていた。演奏そのもの可能だったことから、新曲レコーディング実施されたが、レコーディング途中でトミーが姿を現さなくなることがあった。ニッキーらは冷静に彼を説得し、再びバンドとして活動始め同社企画したライブは「Carnival of Sins」と題され本格的なオリジナルメンバーによる再結成ワールドツアー始まり大きな成功を再び手にする翌年2月3枚目のベストアルバム"Red White & Crue"をリリース全米チャート6位。ツアー後半ではSum 41、シルバータイド等がサポートについた10月ローリング・ストーンズの『ア・ビガー・バン・ツアー』に2公演だけオープニング・アクトとして出演2005年8月トミー3rdソロ・アルバム"Tommyland: The Ride"リリース9月アメリカ南部襲った超大型ハリケーン・カトリーナ被災者救済イベントReAct Now: Music & Relief』に賛同リンキン・パークチェスター・ベニントンゲスト迎えた'Home Sweet Home'を発表2006年4月ライブアルバム"Carnival Of Sins"をリリース9月にはエアロスミスと『ルート・オブ・イーブル・ツアー』で全米各所廻る2007年ニッキー1986年~1987年までのドラッグ中毒だった自身日記"The Heroin Diaries : A Year In The Life Of A Shatterd Rock Star"を発表同年8月にそのサウンドトラック"The Heroin Diaries Soundtrack"をDJアシュバプロデューサーのジェームス・マイケルとバンドSixx:A.M.結成しリリース2008年6月8年ぶりとなる9thアルバム"Saints Of Los Angeles"リリースオリジナルメンバーによるフルアルバムとしては、1997年発表の"Generation Swine"以来、実に11年ぶりとなるこのアルバムは、全米チャート最高4位に。表題曲セインツ・オブ・ロスアンゼルス」はグラミー賞のベスト・ハードロック・パフォーマンスにノミネートされた。 7月からバックチェリーパパ・ローチと共に全米主要都市ツアーする『クルー・フェス』を開催2009年7月からはドラウニング・プールゴッドスマックらと『クルー・フェス2』を開催2010年6月ヴィンス3rdアルバム"Tattoos & Tequila"リリース8月にはオジー・オズボーンロブ・ハルフォードらとオズフェスト出演2011年3月シックス率いSixx:A.M.2ndアルバム"This Is Gonna Hurt"リリース結成30周年迎えたモトリー・クルー同じく結成25周年ポイズンと共にニューヨーク・ドールズゲスト迎え全米ツアー9月には10度目の来日公演行った2012年2月ラスベガスにて常駐公演7月新曲 'Sex' を配信限定発売キッスとダブルヘッドラインを組みアメリカツアー開催2013年8月インタヴュー内で翌年度ツアーを以てバンド活動終了することを仄めかしたヴィンスは、その理由を「デカいことがやれる最高の状態のうちに止めておきたいんだよ」と語っている。なお、再結成の可能性示唆してはいるものの、キッスのように頻繁に行うつもりはないとも付け加えている。同年10月には、シックスからも解散についてのコメント出されているが、解散ツアー予定については、まだまだメンバー内で相談中であるとのことである。ニッキーは、解散する理由を「オリジナルメンバー一部欠けたまま、客足少な状況活動続けるよりも、オリジナルメンバーそろったままで解散するほうが、もっと嬉しいから」と説明している。 2014年1月7月からファイナルツアーを行うことが正式に発表された。 2015年12月末、地元ロサンゼルス最終公演をもって活動停止

※この「オリジナル・ラインナップ復活(2004年 - 2015年)」の解説は、「モトリー・クルー」の解説の一部です。
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