オッレルス勢力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 08:01 UTC 版)
「とある魔術の禁書目録の登場人物」の記事における「オッレルス勢力」の解説
オッレルス(Ollerus) 声 - 島﨑信長 「魔神」になるはずだった魔術師。オーディン以前に信仰されていたとされる北欧神話の狩りとスキーの神「オッレルス(ウル)」の名を冠する。 生命力を魔力ではなく特殊な力に変換する「北欧王座(フリズスキャルヴ)」を扱う。本来の「北欧王座」に攻撃する機能は無いが、強引に利用し説明できない力として攻撃する。かつて「魔神」になるチャンスを迎えるが、子猫を助けるために動物病院を探していたことでその機会を逃した。削板を一蹴するほどの実力者だが、人身売買組織に捕まっていた100人近い子供を自宅に保護するなど、温厚かつ気ままな性格。どんな状況でも困った人にためらいなく力を貸すが、その行動基準は偏執的でどこか陰気さと歪んだ印象があり、対グレムリン包囲網では潜入中だったとはいえ友軍である学園都市の爆撃機を躊躇せず撃墜している。 「原石」を保護するために動いた学園都市へ侵入し、世界最高の「原石」である削板を倒すことで「原石」を悪用しないように警告した。 第三次世界大戦の最中、シルビアと共にロシアに現れ、アレイスターに敗れ瀕死の状態となっていたフィアンマを保護した。反学園都市サイエンスガーディアンの一拠点であるバゲージシティでは右手首を千切られて窮地に陥った上条を救出するためフィアンマと共にオティヌスの前に現れ、彼女が抱える「50:50のジレンマ」を突いてこれを退けた。その後、上条を学園都市まで運び、幻想殺しの正体を彼に告げ、フロイライン=クロイトゥーネの争奪戦後、垣根帝督の内臓を持ってトールに変装しグレムリンに潜り込む。連合軍に「船の墓場」の位置を伝え、モックルカールヴィの破壊とマリアン襲撃を行い、フィアンマと共に自らを囮にして十字教における異教の神を矮小化させる術式「妖精化」を使い、自らを囮として「魔神」に近い力と引き換えにオティヌスに土をつける。しかし、敗北100%を手にしたオティヌスの反撃にあい敗北する。 その後はオティヌスと上条のどちらか片方が死ぬことでもう片方の性質が大きく変質してしまうことを危惧して、自らの身を挺してシルビアとブリュンヒルドを制止する。しかし「妖精化」を打ち込まれた影響により並みの魔術師未満にまで力が減じており、その状態で聖人同士の戦いに身をさらした代償で両腕に大きなダメージを受ける。その後のオティヌスとの対話で、自分が彼女の「理解者」になれなかったことにわずかな寂しさを感じる。 シルビア 詳細は「#シルビア」を参照 右方のフィアンマ 詳細は「ローマ正教#フィアンマ」を参照 レイヴィニア=バードウェイ 詳細は「#レイヴィニア=バードウェイ」を参照 ブリュンヒルド=エイクトベル 詳細は「#ブリュンヒルド=エイクトベル」を参照
※この「オッレルス勢力」の解説は、「とある魔術の禁書目録の登場人物」の解説の一部です。
「オッレルス勢力」を含む「とある魔術の禁書目録の登場人物」の記事については、「とある魔術の禁書目録の登場人物」の概要を参照ください。
- オッレルス勢力のページへのリンク