エミレーツ・スカイカーゴ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/21 02:53 UTC 版)
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設立 | 1985年 | |||
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ハブ空港 | ドバイ国際空港 | |||
親会社 | The Emirates Group | |||
保有機材数 | 13機 | |||
就航地 | 56都市 | |||
スローガン | Delivering the highest standards of product quality | |||
本拠地 | ![]() |
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代表者 | Sheikh Ahmed bin Saeed Al Maktoum (Chairman/CFO) | |||
外部リンク | http://www.skycargo.com/ |

エミレーツ・スカイカーゴ(英語: Emirates SkyCargo)は、アラブ首長国連邦のドバイを本拠とするエミレーツ・グループの貨物航空会社で、エミレーツ航空の貨物部門である。
歴史
- 1985年10月、親会社のエミレーツ航空の発足と同時に設立された。設立当初から、親会社のエミレーツ航空とは独立して運営されている[1]。
- 1989年、中東のベスト・カーゴ・エアライン賞を初受賞し、20年以上継続して受賞している[2]。
- 1993年10月3日、米国からエミレーツ航空が就航する24か国へのすべての貨物輸送を委託する契約を、ECインターナショナルと締結した[3]。
- 2003年5月、ボーイング747-400Fを導入した。
- 2004年9月、ヨハネスブルグとラホールへの就航を開始した。
- 2005年11月20日、ドバイ航空ショーにおいて、ボーイング777F型機8機の発注を発表した。
- 2005年、大韓航空カーゴと、インド発着の2つの路線でコードシェア提携する契約を締結した[4]。
- 2006年7月、ファーンボロー航空ショーにおいて、ボーイング747-8F型機10機の契約を33億米ドル相当で締結した。
- 2008年、ドバイ国際空港の貨物拠点を新ターミナルに移転し、地上処理能力を年間120万トン増加させた[5]。
- 2012年9月、ボーイング777Fを使用して、関西国際空港に就航し、日本初就航となった。
- 2020年6月24日、新型コロナウイルスによる旅客需要の減少を受け、エコノミークラス座席を撤去したエミレーツ航空のボーイング777-300ER型機14機を一時的に導入した。
- 2020年11月には、一時的な貨物機として、エミレーツ航空のエアバスA380の運航を開始した。
- 2021年11月15日、ドバイ航空ショーにおいて、ボーイング777F型機2機を発注したと発表した。2022年11月8日に5機、2024年7月16日に5機追加発注している。
- 2025年5月24日、ボーイング777F型機で、成田国際空港に就航した。成田空港初の中東への貨物路線となった。

保有機材
機種 | 保有数 | 発注数 | 備考 |
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ボーイング777F | 11 | 11 | 103,000 kg (227,000 lb) |
ボーイング777-300ER/SF | 10 | ||
合計 | 11 | 21 |

就航都市
脚注
- ^ http://www.noticias.info/Archivo/2006/200603/20060324/20060324_158692.shtm
- ^ https://web.archive.org/web/20110925052952/http://www.skycargo.com/aboutus/awards/awards.asp
- ^ http://www.accessmylibrary.com/coms2/summary_0286-5498824_ITM
- ^ http://www.cargo.pk/blog/emirates-skycargo-and-korean-air-cargo-have-signed-an-agreement-to-codeshare-cargo-capacity/
- ^ https://web.archive.org/web/20090612042449/http://www.skycargo.com/aboutus/CargoMegaTerminal/index.asp
外部リンク
- エミレーツ・スカイカーゴのページへのリンク