エピソード紹介
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/24 16:28 UTC 版)
「THE WORLD (漫画)」の記事における「エピソード紹介」の解説
『ルビー・ブラック 幸運の黒い猫/"Ruby Black" THE LUCK CAT』 シリーズ第1話。1999年発表。「Chara」(徳間書店)掲載。単行本「THE WORLD」第2巻に収録。 時を越え全生物の上に君臨する2人の精霊王。その一人、常に多くの奥方を持たずにはいられないブラック・ワイルドが、新しい奥方候補ルビー・ブラックを手に入れようとする。前世で人間の男に捨てられた彼女の心の傷を癒すため、彼女に最適な結婚相手を探していくという寓話風ファンタジー。 『コーの白/Sanctuary』 シリーズ第2話。2001年発表。「Chara」(徳間書店)掲載。単行本「THE WORLD」第1巻に収録。 厳しい自然環境を背景に雪原で生きる民族と、彼らが守り神と信じる2匹の狼(正体は精霊の王)を、因習と戦をモチーフに描いた中編ファンタジー。 『花の贈りもの/Flowers,Cats and Kelpies』 シリーズ第3話。2001年発表。「Chara」(徳間書店)掲載。単行本「THE WORLD」第2巻に同時収録。 「花と妖精」をモチーフにしたロマンチックファンタジー。テレビ画面のニュース・キャスターに対する恋で人間になったスミレの花と、老婆と暮らす猫に姿を変えた精霊の王ホワイト・ワイルドを描く。 『大いなる神の手/Great God Hands The Deer』 シリーズ第4話。2002年作品。「Chara」(徳間書店)掲載。単行本「THE WORLD」第3巻に収録。 中世を舞台に、人里離れた山の中にある精霊の王ブラック・ワイルドの城とその国が、山奥までも勢力を広げてきた人間達の侵略を受け、滅ぼされるまでを描くファンタジー。 『架空の線/The Border or THE WORLD WAR』 シリーズ第5話。2003年作品。「Chara」(徳間書店)掲載。単行本「THE WORLD」第4巻~第5巻に収録。 世界大戦の中、戦と女性差別によって自国を追われ、混乱した世界を放浪する少女と犬のファンタジーに精霊の王が絡む。帝国と連合軍の戦、分断された国家、虐殺、人種差別、人種撲滅など、実際の世界を下敷きにした架空の戦争が展開されていく。 『Skyscraper/スカイスクレイパー』 シリーズ第6話。2004年作品。「Chara」(徳間書店)掲載。単行本「THE WORLD」第5巻に同時収録。 元オリンピック・メダリストで何不自由ない富豪と、美貌の精神分析医の蹉跌を描くファンタジー。地球温暖化によって水没しかかっている世界の中で、何不自由ない生活と優れた資質を持ち成功の象徴Skyscraperを有する主人公、そしてやはり優れた能力を持つ女医がその善良さと理想故に苦悩し挫折してゆく。
※この「エピソード紹介」の解説は、「THE WORLD (漫画)」の解説の一部です。
「エピソード紹介」を含む「THE WORLD (漫画)」の記事については、「THE WORLD (漫画)」の概要を参照ください。
- エピソード紹介のページへのリンク