架空の戦争とは? わかりやすく解説

架空の戦争

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 23:45 UTC 版)

機動警察パトレイバー 2 the Movie」の記事における「架空の戦争」の解説

なし崩し的荒川協力することになった後藤は、水族館荒川密会し一連のハッキングや、柘植に関する情報交換応じる。元陸上自衛官柘植は、レイバー軍事的価値いち早く着目して柘植学校」と通称される研究組織発足させ、戦場におけるレイバー有用性実証した人物だったが、1999年東南アジア某国でのPKO活動における唯一の生存者となって帰国した後、自衛隊去って行方くらましていた。また、かつて「柘植学校」に派遣され南雲不倫関係を結び、それが原因南雲特車二課左遷されたことは、本庁では公然の秘密であった政府未だに真相公表渋る中、警察上層部警察権限強化図り公用車東京へ向かおうとした三沢基地司令官基地ゲート前で連行し、さらに自衛隊駐屯地などを警備名目監視するという暴挙に出る。これにより各地自衛隊基地駐屯地抗議のため、外部との通信絶って篭城する事態にまで発展する在日米軍圧力もあって事態早急な収拾図ろうとした政府は、警察事態悪化責任押し付け警察代役として「陸上自衛隊内の信頼のおける部隊」に東京へ治安出動命令下し都内各地自衛隊部隊配置される東京市街戦時下様相帯び始めるが、戦うべき相手わからぬ人々の間には、現実感のない奇妙な雰囲気漂っていた。こうして、東京舞台にした仮想的な「戦争」が創り出されていく。 後藤から渡され荒川資料元に調査行っていた松井刑事は、柘植関係する航空会社張り込み行っていた。松井刑事後藤要請建物侵入して光ディスク失敬するものの、あえなく捕えられてしまう。同じころ、実家帰った南雲柘植からの呼び出しを受ける。数年ぶりに柘植再会する南雲だが、南雲の母から連絡受けた後藤荒川駆け付け柘植逃走する

※この「架空の戦争」の解説は、「機動警察パトレイバー 2 the Movie」の解説の一部です。
「架空の戦争」を含む「機動警察パトレイバー 2 the Movie」の記事については、「機動警察パトレイバー 2 the Movie」の概要を参照ください。

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