エクスプローラー49号
分類:月・惑星探査
名称:エクスプローラー49号(Explorer49)
小分類:月探査
開発機関・会社:アメリカ航空宇宙局(NASA)
運用機関・会社:アメリカ航空宇宙局(NASA)
打ち上げ年月日:1973年6月10日
運用停止年月日:1975年6月
打ち上げ国名:アメリカ
打ち上げロケット:デルタ
打ち上げ場所:ケープカナベラル空軍基地
エクスプローラー49号は、月の陰で宇宙からの電波を観測した衛星です。太陽系の外から来る電波は非常に弱く、人類の出すさまざまな電波に隠れて観測が難しいのです。そこで月の後ろ側を通って、地球からの電波が月に遮られたところで観測をおこなうことが考えられたのです。エクスプローラー49号は、月を3時間41分で周回する軌道に乗りました。
1.どんな形をして、どんな性能を持っているの?
高さ79cmの円筒形の本体の左右に、4枚の太陽電池板が付いています。229mの長大な電波受信アンテナが4本出ています。打ち上げ質量は330kgで、固体ロケット・モーターを除くと200kgになります。
3.宇宙でどんなことをし、今はどうなっているの?
月を地球からの電波遮蔽に用いて、太陽系外からの微弱電波を観測しました。
4.打ち上げ・飛行の順序はどうなっているの?
1973年6月10日打ち上げ。パーキング軌道を経由せずに月に直行し、6月11日、軌道修正をおこない、6月15日にロケットに点火して月を回る軌道に入りました。最終軌道は、近月点高度1,053km、遠月点高度1、063kmの円軌道になります。
エクスプローラー49号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/07 08:21 UTC 版)
エクスプローラー49号(英: Explorer 49、RAE-B)はアメリカ合衆国の月周回衛星。1973年6月10日に打ち上げられ、月の裏側で微弱電波を観測した。
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