ウルトラマンタイガ トライストリウム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 23:33 UTC 版)
「ウルトラマンタイガ」の記事における「ウルトラマンタイガ トライストリウム」の解説
タイガたち3体がヒロユキを介して合身した、絆の勇者の二つ名を持つタイガのさらなる強化形態。3体のウルトラマンが合身することで、凄まじい戦闘力を秘め、トレギアをも圧倒する。タイガトライブレードの鍔に相当するバーニングホイールを回転させ、イグニッショントリガーを押し込んで振り下ろすことで変身する。変身時の口上は「燃え上がれ、仲間とともに!」。体色は赤色の面積が多くなり、頭部の角も赤く大きく変化する。変身中はタイガが主導権を握っているが、トライスクワッドのメンバー全員で台詞を発することがある。 『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』では、ヒロユキと結んだ絆の意味を理解したうえで各自が特訓に励んだことでヒロユキを介さず変身を成し遂げ、新たにエネルギーを解放した虹色の姿トライストリウムレインボーになることが可能となる。 デザインモチーフはタロウのウルトラダイナマイトのインスパイアから炎。頭部の角や脇腹あたりや腕のアーマーは揺らぐようなラインで炎のイメージとなっている。デザインコンセプトはタロウに近い姿で、タロウに寄せるために胸アーマーを足している。シンプルな最終形態にしたいとの意向から、パーツは少なく、模様もタイガを踏襲している。タロウの遺伝子が少しずつ発現してくるイメージで、タロウ同様、円いリベットが胸プロテクター部に加えられている。顔つきは童顔であったタイガに対し、眉状の部位を下げて目つきを鋭くしている。決定稿までは胸アーマーはなく立体的な模様の胸部となっており、シルバーや炎をモチーフとするため、赤やオレンジのカラーのものもあった。リベットは頭部の両側にも付けるという案もあったが、顔がうるさくなることからシンプルにまとめられた。 外見にはタイタスとフーマの要素がないため、それぞれの技の発動時に声を被せている。 タイガトライブレード トライスクワッドレットをリードしたことで誕生した長剣状のアイテム。タイガをトライストリウムに強化変身させる機能を持ち、変身後は炎の超エネルギーを全身に蓄えたメインウェポンとして使用される。炎の意匠が特徴で、片側の刀身にはタイガ、タイタス、フーマのカラータイマーの装飾が存在する。 タイガ主体では近接技、タイタス主体では横振りの中距離技、フーマ主体では逆手持ちの遠距離技とそれぞれ使用法が異なっている。前作『R/B』の強化アイテムがキワミクリスタルで、ルーブジャイロにセットするものだったが、アイテムをセットするというのはフォトンアースキーホルダーでやっているため、単独の武器で強化するものとなった。ルーブコウリンが変わった形状のものだったため、鉄板アイテムである剣ということとなった。モチーフがタロウのウルトラダイナマイトを想起させる炎のため、炎が剣に着火し、だんだん強くなって燃え上がるイメージとなっている。トライスクワッドレットと剣先の意匠は同様の形状となっている。 『SSSS.GRIDMAN』ではアニメで実写の表現が取り入れられていたため、その逆の発想で特撮にアニメの表現である矯正パースが取り入れられることとなり、決めポーズでは、歪みの大きなGoProでタイガと背景を撮り、剣はカメラに近づけたものを別に撮り、それを合成させている。剣の長さは動きによって変わるため、舞い上がった炎でごまかしている。 玩具ではタイガスパークがなくても単体でも強化変身ができるため、トライスクワッドレットは付属させず、単品での販売となった。
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