ニセウルトラマンベリアル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 23:09 UTC 版)
「ウルトラマンベリアル」の記事における「ニセウルトラマンベリアル」の解説
『ウルトラマンタイガ』第23話「激突!ウルトラビッグマッチ!」に登場。 チブル星人マブゼがベリアル因子を培養して作り上げた人造ベリアル。本物と異なり、頭頂部から口へのエッジと両手の爪が黄色になっている。戦闘能力は本物と互角だが、知性はまったくなく、怒りに任せて突進したり、手を叩いてはしゃいだりするなど、性格はかなり異なる。武器は腕から放つ電撃と邪悪なオーラを纏ったデス光輪やデスラッシュ、デスシウム光線やアトロスリッパー。作中世界の地球では本物の存在すら知られていないことから大した脅威とは思われなかったほか、マブゼの矛先となったウルトラマントレギアには誕生の経緯と合わせて呆れられている。 駆けつけたウルトラマンタイガを圧倒し、交代したウルトラマンタイタスやウルトラマンフーマ、フォトンアースに変身したタイガをも翻弄するが、トレギアによる侮蔑に激怒したマブゼの指示でザラブ星人・ゴドラ星人・スラン星人によってさらにベリアル因子を浴びせられてパワーアップを果たしてもトレギアにはまったく敵わず翻弄され、マブゼたちの潜伏していたビルの前へ誘導された結果、ビルを彼らごと撃破する。その後、タイガの救援に駆けつけたウルトラマンゼロをトレギアが翻弄する傍らで自身はタイガ トライストリウムとの戦いに突入し、最後はタイガのタイガダイナマイトシュートを受ける際のトレギアに盾として扱われ、爆発する。 スーツアクター:寺井大介 スーツはベリアルのものを塗装のみで改造している。 第23話の脚本を担当した皐月彩は、ゼロとベリアルを登場させてほしいとのオーダーに対し、『ジード』でベリアルとの決着がついていることからそのまま登場させることには抵抗があるとし、第15話に登場していたベリアル因子を用いて偽物を登場させることを提案した。
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