チブル星人マブゼ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 07:28 UTC 版)
「ウルトラセブンの登場怪獣」の記事における「チブル星人マブゼ」の解説
『ウルトラマンタイガ』第15話「キミの声が聞こえない」、第23話「激突!ウルトラビッグマッチ!」に登場。 「宇宙最高の頭脳」を自称し、作品世界の宇宙の地球に独自のラボを構え、ヴィラン・ギルドのオークションから入手した宇宙生物やその細胞を用いて違法な人工生命体を造っている。同作品では装置から投影された立体映像の状態で登場。 第15話では、ヒロユキとカンタがモコの行方を追ってラボへたどり着いた際には、モコら宇宙生物たちは檻に監禁されていたうえ、自分は安全な場所から遠隔操作でゴモラの細胞とレッドキングの細胞にベリアル細胞を合成し、スカルゴモラを造っていた。 第23話では、ヴィラン・ギルドの活動の障害となるウルトラマンタイガら光の国のウルトラ戦士たちの排除、さらにはウルトラマントレギアへの当てつけも兼ねた「ウルトラマン狩り」と称した作戦で、ベリアル因子を利用して配下のザラブ星人・ゴドラ星人・スラン星人にニセウルトラマンベリアルを生み出させ、ニセベリアルに町を襲撃させて駆けつけたタイガたちを一網打尽にしようと目論むが、トレギアには自らの計画に不要と見なされて鼻で笑われたうえにニセベリアルの突撃を誘導され、ザラブ星人たちやアジトのビルごと撃破される。 声:水島大宙 近年の作品のようなCGではなく、操演とグリーンバック合成によって表現された。 第15話のラボは廃校の給食室で撮影され、レッドキングとゴモラを合成する装置は炊飯器である。 第23話の脚本を担当した皐月彩は、マブゼを「傲慢な社長」とイメージしており、『ウルトラ怪獣散歩』っぽいノリだと述べている。 第23話では最期の瞬間に「チ…チブルの科学力は宇宙一!」の言葉を口にしているが、ウルトラマンゼロも駆けつけた同話にはこれらを受けて監督の辻本貴則が自分のTwitterでも「そんなわけでゼロさまはクールに去るぜ」と答えるなど、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズにちなんだ小ネタが盛り込まれている。
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