イスラエル・欧州諸国製
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/12 05:32 UTC 版)
「エリア88の登場兵器一覧」の記事における「イスラエル・欧州諸国製」の解説
クフィルC.2(劇中内の呼称はクフィール) アスランの友好国であるイスラエル製戦闘機で、おそらくアスラン空軍の主力戦闘機と思われ、後のプロジェクト4配下でも相当数が引き続き使用されていたと見られる。第1話から登場しサキも終盤まで使用している(彼の機体の垂直尾翼にはアスラン王家の紋章が描かれている事が多い)。 ウルフパックの攻撃でエリア88所属機体の大半が失われた際、10機が緊急配備されサキの他9人の精鋭に与えられた。ウォーレン、ケンなど、他の88メンバーも多数使用。 マッハ2級の超音速機だけに整備も難しいとされ、エリア85では整備不良で一機が失われている。 バッカニアS.2 ラウンデルの乗機。低速・低空での運動性の良さを活かして活躍する。本来はイギリス海軍の艦載機であり、後にサキが原子力空母を入手した際に重宝する事となった。 ハリアー 最初は砂漠空母の別働隊の無人機として登場。後にキムの乗機。VTOLである事を利用して活躍した。キムが最初に使用した機体はグレッグとシンの会話より、米海兵隊から引っ張ってきたハリアーと明示されているが、キムが山岳基地を脱出する時はF-20を使用したため放棄されたと思われる。後にまた乗るようになったハリアーGR.1(もしくはAV-8A)はマッコイが調達してきた別物と思われる。 OVA版では反政府軍が有人機を装備しており、燃料集積所の防空部隊としてタイトロープ作戦を行ったシンたちを待ち伏せて迎撃している。 ライトニングF.6 英国製戦闘機。黒人傭兵3人組「エスケープ・キラー」(脱走兵殺し)が使用。輸出例は少なく、エリア88ではない3人がどのようにこの機体を入手したかは不明である。88の傭兵は自分達の機材を棚に上げ「また古い機体で戦争しに来たな」と驚いていた。反政府軍の金塊騒動の際には、エリア88の隊員であるエマーソン(もしくはロバーツ)が使用していた。 ジャギュアGR.1A 英仏共同開発の攻撃機/高等練習機。フランス空軍が定時訓練で使用。ボッシュの誘いでシンも搭乗することになった。ボッシュ曰く「飛ぶだけならどれも同じ」。エリア88の隊員は使用していない。 ミラージュF1C 原作では登場しないが、TV版にてキトリの乗機として登場する。なおキトリの機体以外の他にエリア88にも数機が配備されている。 G.91 タンドリア空軍主力戦闘機。作中では哨戒飛行を行うのみで、戦闘シーンは無い。イタリア空軍曲技飛行隊フレッチェ・トリコローリ採用機ということで、マリオ・バンディーニが赴任してきた際に、名前だけ挙げられている。エリア88の隊員は使用していない。 J35J ドラケン クフィルでデルタ機に慣れた真が次の乗機として選んだ機体。作中で入手に苦労したことから、マッコイ曰く「ミッキーのF-14と同等又はそれ以上の調達資金を必要とした」が、その整備性の良さで活躍している。砂漠空母の対空ミサイルにより撃墜されている。 岡部いさく曰く「(スウェーデン製で本来は寒冷地で使用する)ドラケンを砂漠地帯の仕様にあわせて使うのはかなりの道楽で、真は帰国を諦めて戦闘機オタクになっていたのではないか」と述べている。ただし、J35の前任機(世代としては前々世代)のJ29はコンゴ動乱で国連軍に編入されたスウェーデン空軍が使用しているという実例があり、J35も砂漠地帯で使用することは困難だという断定はできない。
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