アースリングに敵対的な種属
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 00:17 UTC 版)
「知性化シリーズ」の記事における「アースリングに敵対的な種属」の解説
グーブルー = 従 = グークシュ = 主 = クワックー鳥に似た生物。知性化される際に飛行能力を失ったが、先祖の本能の多くを受け継いでおり、その最大のものが性分化儀礼である。すべてのグーブルーは性別を持たずに生まれ、3人の中性者が一つの目的のために協力し、競争し、コンセンサスを形成することで、3人のうち最も優れた者が雌に、他の2人が雄になって三人婚の関係を結ぶ。高い知性を持つ一方で、儀礼や慣習を重んじる性格であり、時にその為に地球人やティンブリーミーに痛い目に遭わされてきた。 知性化戦争の事件の結果、地球系列と消極的ながらも和平条約を締結し、少なくとも戦争行為は行わなくなった。 ジョファードーナツ型の「嚢環(のうかん)」を円錐状に積み上げたような形の生物。個々の嚢環は準知的生物であると同時に、知的生物に必要とされる機能のどれか一つに特殊化しており、それらが「統制環」によって統合されて単一の個体を形成する。元はトレーキという名の穏やかな種属だったが、オアイリエが彼らの養育権を引き取り、新たに作り出した統制環を加えることで強力にして冷酷、異常なまでに支配欲の強いジョファーへと変貌させた。 ソロ = 従 = ハル = 従 = パバール = 主 = パハ = 主 = ジェロ = 主 = キシャ女性が支配階級にある爬虫類型の列強種属。類属の遺伝子をいじりまわすことと敵対者を残忍に弄ぶことで悪名高い。始祖を崇め、始祖が創設した知性化やライブラリーを重んじる一方で、中立なはずの知性化・ライブラリー協会にスパイを送り込んでいる。 タンデュー = 従 = Nght6 = 主 = 〈受容者〉 = 主 = エピシアーク地球人に最も恐れられている列強種属であり、カマキリに似た姿らしいが頭が無くなっても活動できる。ソロ族以上に類属を改造するため知性化協会からはたびたび抗議を受けている。類属のエピシアークは強烈な現実否定によって無から有を生じさせる超能力者であり、< 受容者 > は全ても無条件に受け入れる生体レーダーとでも言うべき存在である。 ピラ = 従 = キシャ = 従 = ソロ = 従 = ハル = 従 = パバール = 主 = プリング小型の熊に似た生物。50万年ほど前に知性化されたが、主属だったキシャに聖戦(ジハド)を挑み、ソロの支持を得て奉仕期間の短縮を勝ち取った。『サンダイバー』の時代、地球に建設された〈ライブラリー〉分館の館長はピラが勤めていた。類属のプリングは巨大な一つ目を持ち、視覚が発達している。 ブラザーズ・オブ・ザ・ナイト( ブラザーズ・オブ・ザ・ナイト = 従 = ナイトハンターズ = 主 =?)抜群の環境適応能力を持った宇宙航行種属。描写や詳細は少ないが、手が四本あり、地球人の機械エラでは充分に濾過出来ないキスラップの海水中でも問題なく活動できる。条件付きだが、パハやタンデューの戦士もあっさり倒してしまうなど、その戦闘力は高い。 ローセン( = 主 = ヒト?)ヒトの主属を自称し、それを信奉するヒトの一団「デニク派」を従える種属。体格はヒトよりやや大きく、ヒトを神々しくしたようなマスクを被っている(デニク派はそれが素顔だと信じている)。 プタカ詳細は不明だが、惑星キスラップから脱出しようとする〈ストリーカー〉を追尾するために、戦闘艦を派遣した。
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