アバタール・コンパニオン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 09:23 UTC 版)
「ウルティマ」の記事における「アバタール・コンパニオン」の解説
U4のアバタールへの試練において、主人公に同行した8人の仲間を指す。(実際は主人公を含めた8人パーティなので、主人公と同じ職業の1人は同行しない) U4以降もたびたびアバタールの冒険を助け、U9ではガーディアンに洗脳されたり命を落とした者も出たが、最後には全員がアバタールのもとに集って、共にガーディアンの野望を打ち砕いた。 シャミノ(Shamino Salle Dacil) [登場:U1,U3,U4,U5,U6,U7,SI,U9] U1ではソーサリアを分割統治する領主の1人、ロード・シャミノとして登場。彼の城と領地はモンデインの宝珠が砕けたときに異次元(のちのサーペントアイル)に飛ばされ、SIで再び訪れる事になる。 U4以降は「霊性」の徳を守護するスカラブレイのレンジャーとなり、アバタールの仲間として冒険を助けた。U9では仲間にならなかったが、エセリアル虚空間に単身乗り込んでガーディアンの正体をつきとめるという非常に重要な役割を果たす。 シャミノの名前は、リチャード・ギャリオットがゲーム仲間間での自分の名前として実在のフランスの騎士Shimanoから思いついた物らしい(別の説もある)。したがって、彼の容姿はリチャード・ギャリオットと酷似している。 デュプレ(Dupre) [登場:U2,U3,U4,U5,U6,U7,UW2,SI,U9] U2ではプレイヤーの名前としてマニュアルに登場。U3ではNPCのひとりとして、ブリテインの酒場で会うことができる。「名誉」の徳を守るパラディンだが、酒と女好きな一面も持つ。ガーゴイル戦争後にロードブリティッシュによってナイトに叙せられ、以後サー・デュプレと呼ばれるようになった。 SIではアバタールの身代わりとなって焼身自殺し、カオス・サーペントの一部となったが、U9で霊性の神殿の浄化とともに復活した。 モデルは、作者リチャードの親友グレッグ・ダイクスである。 イオロ(Iolo FitzOwen) [登場:U1,U2,U3,U4,U5,U6,U7,UW2,SI,U9] U1から城の道化師、または吟遊詩人として登場していた。U4より「慈悲」の徳を守るブリテインの吟遊詩人としてアバタールの冒険に同行する。国民的歌謡「ストーンズ(Stones)」を作曲するなど音楽の腕もさることながら、クロスボウを愛用する一流の弓師でもあり、U6、U7では弓矢店Iolo's Bowも経営していた。グウェノという妻がいる。 モデルは、作者リチャードの親友デイビッド・ワトソンである。 マライア,マリア(Mariah)[登場:U4,U5,U6,U7,U9] ムーングロウ出身の女性魔法使いで、「誠実」の徳を守りながらライキュームで働いている。U6ではガーゴイルの予言書を解読するという重要な役割を果たした。 日本語版「ウルティマ 黒騎士の陰謀」では顔グラフィックが大幅に変更された。 ジョフリー(Geoffrey)[登場:U4,U5,U6,U7,UW2,U9] 「武勇」の徳を体現する勇敢な戦士。出身はジェローム。U6以降はロード・ブリティッシュのボディガード兼衛兵隊長となっており、冒険に参加する機会は少ない。 ジャーナ,イアナ(Jaana)[登場:U4,U5,U6,U7,U9] ユーの女性ドルイド僧。「正義」の徳を守る公正な人格者であり、ブラックソーンの圧制下ではレジスタンス活動に加わっていた。 危険な任務ほど喜んで引き受けるという意外と好戦的な一面があり、実際のドルイド僧の特徴を反映していると思われる。 ジュリア(Julia)[登場:U4,U5,U6,U7,U9] ミノックで細工職人(鍛冶屋と訳される版もあるが正確には鋳掛屋)をしている女性で「献身」の徳の擁護者。性格は豪快で明るい。アバタールに片想いしていた。 カテリーナ,カタリーナ(Katrina)[登場:U4,U5,U6,U7,U9] ニューマジンシアに住む羊飼いの女性。住民の驕りによって壊滅した旧マジンシアの生き残りとも言われている。「謙譲」の徳を守るだけに物静かで控えめだが意思は強く、U9でコンパニオンのほとんどがガーディアンに洗脳されて敵になった時も、彼女だけはアバタールの味方だった(謙譲の徳を失って高慢になってはいたが)。
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