アサツユ【アサツユ】(草花類)
登録番号 | 第6686号 | |
登録年月日 | 1998年 8月 12日 | |
農林水産植物の種類 | ローズグラス | |
登録品種の名称及びその読み | アサツユ よみ:アサツユ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 鹿児島県 | |
品種登録者の住所 | 鹿児島県鹿児島市鴨池新町10番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 澤井晃 白山竜次 南公宗 山方誠 上野敬一郎 土井修 長谷健 小松敏憲 鶴見義朗 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,保存栄養系を多交配して得られた98系統から選抜した7栄養系を選抜,合成して育成された固定品種であり,育成地(鹿児島県肝属郡串良町)における出穂期は早生,ほふく茎が太く,小穂重が重い採草用の品種である。 倍数体は2倍体,草型は直立である。稈長及びほふく茎数は中,ほふく茎の太さ太さは太,葉長はやや長,葉幅は中,穂長及び穂重は中,小穂重は重,節及び穂のアントシアン着色は中である。出穂期は早生,再生性及び耐倒伏性は中である。 「ハツナツ」と比較して,ほふく茎が太いこと,小穂重が重いこと,節及び穂のアントシアン着色が濃いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和60年に鹿児島県農業試験場大隅支場(鹿児島県肝属郡串良町)において,保存栄養系を多交配して得られた98系統の後代検定を行い,62年に「フォーズカタンボラ」由来の5栄養系と「ガンソン」に由来の2栄養系を選抜,63年,平成2年の2代にわたり合成して育成された固定品種である。3年から「大隅6号」の系統名を付して生産力検定試験,5年から特性調査試験等を行い,7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
朝つゆ【アサツユ】(食用作物)
登録番号 | 第12180号 | |
登録年月日 | 2004年 8月 18日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | 朝つゆ よみ:アサツユ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 上原泰樹、小林陽、古賀義昭、太田久稔、清水博之、三浦清之、福井清美、大槻寛、堀内久満、奥野員敏、藤田米一、小牧有三、笹原英樹 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「北陸127号」に「道北43号」を交配して育成された固定品種であり、育成地(新潟県上越市)における成熟期は晩生の晩、アミロース含量がかなり低の水稲、粳種である。草型は偏穂数、稈長は中、稈の細太はやや太、剛柔はやや剛、止葉の直立の程度はやや立である。穂長はやや短、穂数はやや多、粒着密度は中、穎色は黄白、ふ先色は黄白-黄である。芒の有無と多少は稀、芒長は極短、芒色は黄白-黄である。玄米の形及び大小は中、精玄米千粒重はやや大、玄米の見かけの品質は中の中、光沢は中、水稲・陸稲の別は水稲、粳・糯の別は粳、出穂期及び成熟期は晩生の晩、障害型耐冷性は弱、穂発芽性はやや易、耐倒伏性はやや強、脱粒性は難、収量はやや多である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-a、穂いもちほ場抵抗性、葉いもちほ場抵抗性及び白葉枯病ほ場抵抗性は中である。アミロース含量はかなり低、蛋白質含量はやや低である。「日本晴」と比較して、アミロース含量が低いこと等で、「ソフト158」と比較して草型が偏穂数であること、穂数が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和61年に北陸農業試験場(現独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構、新潟県上越市)において、「北陸127号」に「道北43号」を交配し、雑種第3代で個体選抜を行い、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、平成13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「つややか」であった。 |
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