ソフト158【ソフト158】(食用作物)
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登録番号 | 第5846号 |
登録年月日 | 1997年 12月 5日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | ソフト158 よみ:ソフト158 |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 上原泰樹 小林陽 古賀義昭 福井清美 清水博之 太田久稔 三浦清之 奥野員敏 堀内久満 藤田米一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「北陸127号」に「研系2078」を交配して育成された固定品種であり,育成地(新潟県上越市)における成熟期は晩生の早,稈長が短く,穂数が少なく,アミロース含量が少ない水稲,粳種である。 草型は偏穂重型,稈長は短,稈の細太は中,剛柔はやや剛,止葉の直立の程度は立である。穂長は中,穂数は少,粒着密度は中である。穎色は黄白,ふ先色は黄白-黄,芒の有無と多少は無である。玄米の形,大小及び精玄米千粒重は中,見かけの品質は中の上,光沢はやや不良,食味は上の下である。出穂期及び成熟期は晩生の早,障害型耐冷性は弱,穂発芽性は中,耐倒伏性はやや強である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-a,白葉枯病圃場抵抗性は中である。アミロース含量は低である。 「アキニシキ」と比較して,草型が偏穂重型であること,稈長が短いこと,障害型耐冷性が弱いこと,いもち病抵抗性推定遺伝子型がPi-aであること,アミロース含量が低いこと等で,「日本晴」と比較して,草型が偏穂重型であること,稈長が短いこと,いもち病抵抗性推定遺伝子型がPi-aであること,アミロース含量が低いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和61年に北陸農業試験場(新潟県上越市)において,「北陸127号」に「研系2078」を交配し,平成元年に雑種第3代で玄米を調査して個体選抜,以後,系統育種法により選抜,育成された固定品種である。3年から生産力検定試験,4年から「北陸158号」の系統名で地域適応性を検討し,その特性を確認して育成を完了した。7年は雑種第9代である。 |
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