acquire
「acquire」とは、学ぶ・習得する・身につけることを意味する英語表現である。
「acquire」とは・「acquire」の意味
「acquire」とは、「学ぶ」、「習得する」などを意味する英単語である。動詞として用いられることが多く、そのまま名詞として使われることはあまりない。「習得」や「獲得」、「買収」などを表現する場合は、名詞形の「Acquisition」や「acquirement」が用いられる。「acquire」の発音・読み方
「acquire」は、米国英語では「əkwάɪɚ」、英国英語では「əkwάɪə」のように発音される。発音記号の「ə」は「ア」、「kwái」は「クゥァィ」、「ɚ」は「ル」となるため、「 アクゥァィアル」に近い音になる。カタカナ英語では、「アクワイアー」と表記されることが多い。「acquire」の語源・由来
「acquire」の語源は、中期英語の「acqueren(努力して手に入れる)」である。それが古期フランス語の「aquerre(努力して手に入れる)」、ラテン語の「acquiro(獲得する)」などを経て、現代英語の「acquire」となった。「acquire」の覚え方
「acquire」を覚える時は、「quire」の部分に注目するとよい。「quire」は「question(質問する)」や、「quest(探究)」などの語源にもなっている言葉で、「探し求める」という意味を持つ。「探し求める」というイメージから、「何かを手に入れる」、「習得する・身につける」と繋げることで、「acquire」の持つ意味を理解しやすくなる。「acquire」の類語
acquireの類語は以下のようなものがある。・get
・receive
・earn
・achieve
・gain
・obtain
「acquire」を含む英熟語・英語表現
「be acquired」とは
「be acquired」とは、「つく」を意味する表現である。「何かが身につく」、「得になる」、「取得する」といった表現をする時に用いられる。例えば、「The deadline to be acquired the coupon is approaching.(クーポンの取得期限が迫っている。)」のようになる。
「acquired taste」とは
「acquired taste」とは、「次第に好きになる嗜好品」、「だんだんと好きになる味」、「慣れ親しんだ味」を意味する表現だ。最初はあまり美味しく感じなかったものが、だんだんと味に慣れて美味しく感じるようになったことを表現する時に用いられる。例えば「Beer is an acquired taste.(ビールは大人の味だ。)」、「He has acquired a taste for natto.(納豆はクセになる味だ。)」のように用いることができる。
「acquire」の使い方・例文
「acquire」は、「主語+acquire+目的語」という形で用いられることが多い。例えば、「I acquired a knowledge of English.(私は英語の知識を身につけました。)」のように用いられる。何かを「手に入れる」、「得る」といった意味で用いる場合の例文としては、「When his parents died, he acquired an enormous fortune.(両親が亡くなり、彼は莫大な財産を手に入れた。)」、「He acquired enough land to build a house.(彼は家を建てるのに十分な土地を得た。)」などが挙げられる。「acquire」は「補足する」、「捕らえる」といった意味も持つ言葉で、「He succeeded in acquire a rare creature.(彼は珍しい生き物を捕らえることに成功した。)」のような使い方もできる。他にも以下のような例文が挙げられる。・When did you acquire the house.(その家はいつ頃購入したのですか?)
・By this action, he has acquired a good reputation.(この行動によって、彼は良い評判を得ることができました。)
・Data on various customers was acquired for marketing purposes.(マーケティングのために、様々な顧客のデータを取得しました。)
・Due to a lack of study, he was not able to acquire his certification.(勉強不足のせいで、資格を取得することができなかった。)
「acquire」と「master」の違い
「習得する」、「身につける」などを意味する英単語は、「acquire」以外にも「master」がある。「master」は、「~をマスターした。」のようにカタカナ英語でもよく使われる言葉だ。「master」も、「acquire」と同じように「習得する」という意味で使われるが、「acquire」とはニュアンスが若干異なる。「master」を用いた場合、「何かを徹底的に習得する」というニュアンスが強くなる。そのため、「I mastered handicrafts.(私は手芸を習得した。)」と表現した場合、ただ手芸のテクニックを習得したのではなく、手芸を極めたという意味合いになる。一方「acquire」は、一般的に何かを習得しただけというニュアンスが強い。そのため、どの程度のレベルまで極めているかは考慮されない。- アクワイアーのページへのリンク