アイス‐プラント【ice plant】
アイスプラント
●南アフリカが原産です。海岸の砂地や塩性湿地などに生えて、高さは10~30センチになります。丈夫な多肉質の植物で、密に平伏して広がります。全体に気泡細胞による乳頭状突起に被われ、きらきら輝いて見えます。根生葉は大きく角張った心形で、茎葉はより小さなものです。春から初夏にかけて、茎頂にひとつの花を咲かせます。花には5個の萼片と白色の糸のような花弁が多数あります。花弁は時がたつと赤みを帯びてきます。ふつうはC3型光合成を行っていますが、水分の欠乏や塩分のストレスによって、CAM型光合成に変換することができます。葉には酸味とわずかな塩味があり、食用になります。
●ツルナ科メセンブリアンテムム属の一年草または多年草で、学名は Mesembryanthemum crystallinum。英名は Common iceplant, Crystalline iceplant。
ドロテアンツス: | リビングストンデージー |
フォウカリア: | 厳波 |
プレイオスピロス: | プレイオスピロス・ネリイ プレイオスピロス・ボルシイ プレイオスピロス・マグニプンクタツス |
マツバギク: | 松葉菊 |
メセンブリアンテムム: | アイスプラント |
アイスプラント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 05:07 UTC 版)
アイスプラント(学名:Mesembryanthemum crystallinum)は、ハマミズナ科メセンブリアンテマ属の植物。ヨーロッパ、西アジア、アフリカ原産。表皮に塩を隔離するための細胞があるため、葉の表面が凍ったように見えることが名前の由来である。
- ^ 新野菜アイスプラント 土耕栽培で注意喚起 Archived 2010年6月2日, at the Wayback Machine.
- 1 アイスプラントとは
- 2 アイスプラントの概要
- 3 関連項目
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