わかしお銀行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/09 10:19 UTC 版)
株式会社わかしお銀行(わかしおぎんこう、英: The Wakashio Bank, Ltd.)は、かつて存在した三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)傘下の第二地方銀行。(2代目)三井住友銀行の法人格上の前身であり、2003年に(初代)三井住友銀行を吸収合併(逆さ合併)した。したがって、「わかしお銀行」の屋号で営業している店舗は現存しないが、法人としては現在も存続していることになる(詳細は後述)。
注釈
出典
- 1 わかしお銀行とは
- 2 わかしお銀行の概要
- 3 沿革
わかしお銀行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:55 UTC 版)
戦前相互無尽という名の無尽会社として東京・神田神保町で開業。大日本無尽への統合にも加わらず独立を守り、戦後、 「第一相互銀行」に転換後経営危機を迎え、日本相銀の支援を受けるも再建後は富士銀行に接近して救済合併を免れた。しかし1989年(平成元年)、当時の小林社長による乱脈経営で行き詰まり、太陽神戸銀行ほか都銀数行による管理体制に入る。同年10月第二地銀に転換し、太平洋銀行となるもバブル崩壊による経営危機で遂に破綻。受け皿銀行としてさくら銀行全額出資のわかしお銀行が設立された。以降、太平洋銀行を承継した同行は東京の第二地銀として中小企業金融を中心に営業していた。2003年(平成15年)3月に、(旧)三井住友銀行の有価証券含み損(約8000億円)を資産の含み益(約2兆円)を帳簿上現実化させる目的でわかしお銀行が存続会社となり(旧)三井住友銀行を合併するいわゆる「逆さ合併」を実施した。千代田営業部旧館の建物は関東大震災時の震災復興建築として知られている。
※この「わかしお銀行」の解説は、「三井住友銀行」の解説の一部です。
「わかしお銀行」を含む「三井住友銀行」の記事については、「三井住友銀行」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
- わかしお銀行のページへのリンク